白い巨塔

2003年10月17日 TV
なんかスゴゲですね。2クールですよ。通常三ヶ月のとこ、半年間も。
視聴率落ちたらどうすんだろー? 今の所、初回から20%越えだそうで目出度い事です。

しかしこの話、メチャクチャリアリティに拘ってるみたいなんですよ。
医者モノだと、総額何千万とかの本物の医療機材借りてくるぐらいは前にもありましたけど。
メスの渡し方、違うの分りました?
普通の医者モノドラマだと、リアリティよりもインパクト優先なんです。

1、「メス!」と言いながら医者が掌を開いて上に向け、看護士の方に突き出す。
2、パシ! と音がするほど力強く、医者の手にメスを渡す看護士。

これねー、実際の手術ではないんだそうですよ。「メス」と言って、掌を既に握れる状態にしとくんです。鉛筆を握るような形ですね。
そんで、その握りの中に、看護士がメスとか器具を差し込む感じで。

掌を上に向けた方が器具がよく見えるし、パシ! て音がする程強く渡せば緊張感が出ますね。演出てヤツでしょう。
まあ、ウソて事ですがね(笑)
このドラマ、手術シーンのリアリティには拘っていて、ハサミで断ち切る時わざと音をさせたら下品だとか、やってる最中そんな表情しないとか、監修の医師がテープ回ってても乗り出してきて止めるんだそうです。徹底してますね。

監修の医師ってのも「元」医師とかじゃなくて、現役の外科医がついてるみたいです。それも一人じゃない。
普通の医者ドラマって、医学監修に名前が出てるのって一人くらいだったよなー…
画面で確認しただけでも三人くらいいたような…マジで?(−−;;

主演の唐沢も気合が入ってるようで、原作読み込んだそうです。
全三冊よ?! 山崎豊子よ?! 本当に全部読んだのか?!(爆)
でも彼はマジ手術も頼み込んで見せてもらったそうです。よく素人が見るわね、と母が申しておりました。
そのせいか初回の手術シーンも、本物のように緊迫した感じがあったそうです。

そう、私まだまともに見てません(笑)←オイ

山崎豊子と言えばですね、彼女の本は今古本屋に一冊もありません。くそう。
私が見たいのは山崎豊子が書いた、船場商人のお話やねん!(>o<)大阪弁が見たい。
ちょっと前までは「女系家族」が欲しかったけど、どこ行ってもないし(爆)、上下巻だしで、とりあえず一冊買ってみたいんですけど…ナイ。見事にナイ。

ドラマを当てこんで重版かかったりしないのかな〜「白い巨塔」以外も。頼むよ出版社!

ところで唐沢の熱の入れようが強調されるほど、「他の役者はなにやってるんだろう…」と褪めてしまうんですがどうですか(−−)
あんまり一人で熱中しすぎてもね。
他の人間にとってはそこまで頑張れる物ではないかもしれないしね。
その温度差が見てる者にとってはサムイです。
まあ、思い入れのない大根演技で足を引っ張る事にならなければいいな、と。
当たり前だけどCGI知識の豊富な人間が人を教える能力に秀でているかと言えばそれは別問題で。さらにその人が文章能力に秀でているかと言えば…
初心者? シ・ラ・ネ・エ・ヨ!
分らない? ハハ〜ン?
てめえ脳ミソあんのかよ?(嘲笑)


いやこれは被害妄想が過ぎたか…私だってマニュアルを見ながらやってんですよでもそのマニュアルに書いてある事がまず分からない…

関連付けってなんだげ? 分らないとこれからのCGI操作とかに支障をきたすのか? それはどのくらいの規模か? 初心者がちょっと調べたくらいで理解できるものなのか? それすら知りえないならCGIになど手を出すべきじゃないとか?(ToT)振るい落としって事?!

「適当なフォルダに保存〜」適当って、だからド・コ?!!
デスクトップじゃ駄目なの? マイドキュメントの中では? Cドライブのすぐ下とか?
その後使うのに不便じゃない所なんて想像もつかないんですけど!
CGIと同じディレクトリじゃないといけないとか言う事はないんですね本当ですか?
保存場所によって不具合が生じたりは絶対にないんかオイ(逆ギレ)

もういや…何も知らない事がこんなに疲れるなんて…
素人が手ェ出してんじゃねーよバーカバーカって事?(ネガティブ)
やめちゃおっかなー(爆)←早!
いやそもそも自宅マシンサーバ化なんてしないで、一発でレンタルサーバに送っちゃうのってどうよ(笑)

なぜかファイルを作ってその中に解凍した物を並べる設定がデフォルトでラカ。
ラサよりラカのが初心者向けで軽いって言うから下ろしてきたのに〜
ものすごく混乱したよ…
フォルダの構成とかマニュアル通りにやらないと、分からなくなる初心者だから!

そう言えば、階梯が違うファイルからの指定で絶対指定じゃないリンク方法最近ようやく知ったしね(笑)
..を使うヤツ。
本見てようやく分ったわ。意外にどのサイトでも書いてないのよね。

CGIの設置なんて軽く一ヶ月はかかるんだろうな…(私は)
サイトだって軽く一年かけて色々調べ上げてたしね…(私は)
ffftpとかもハンパじゃない時間をかけて偏執的に…(私は)
時代劇の超短編書くのにマジ半年くらい調べてるからね…(私は)
だって失敗するのは嫌だし損害受けるのは嫌だし嘘を書くのは嫌なの。
石橋を叩き壊して船で渡る人だカラ!←いとあはれ
 
 
ひゃっほう問題を自力で解決!
っていうか、マニュアルサイトが紹介した先のサイトで解決。
書いてある通りにC:¥www¥home¥と入力してたんですが、これが間違い!
紹介先のサイトで過去ログからコメントをサーチしたところ、C:¥www¥homeにしてみたら一発で表示…

オイ。
私は自分の一体何が悪いのかとね、最初にドキュメントルート¥の付いた方と勘違いして弄っちゃったからそれがいけなかったのかとかね、でも最初にどんな言葉が表示されてたかなんて覚えてないよママンとかね、紹介先サイトで¥のついてる方はユーザーが自分だけならチェックしなくてもいいとか書いてあったんでなんだよ! と思いつつ直したりね、小文字? 大文字? 漢字? と色々試したりね、

…………ふふふぅ。

しかしまーこれ、表示までに一週間はかかると思ってたけどな!
何十ものファイルを捨てて最初からインストールしなおしたりとかね…
初心者は何が原因で駄目なのか、分からないから!
初めの一歩からやりなおすしか、方法がないのよ!(ToT)えーんえーん

桜雨

2003年10月10日 読んだ感想
そういや最近気付いたんだけど(つまりこれまで気付かなかったんだけど)、時代劇カテゴリのタイトル全てに花が入ってる…!(−−;
うあー全然意識してなかっただけにカッコワリィーまあ内二つは同時期の話で、四つが春の話だからしょうがないと言えばしょうがない。
でも桜にいたっては三つも…金太郎飴じゃないんだから…

「散る花の閃き」とあるように、時代劇ものには何かしら儚いものを感じているのかしら。無意識に。
芸幅広げるとか言って、カテゴライズされた中では広まってない気配よ(笑)って笑ってる場合か。
でも「櫻鬼」は書きたいテーマだったしー

そういや板東真砂子の「桜雨」読んだんですけどイヤーこの小夜が気に入らないっちゃ!←誰
自分にない美貌や才能を持ってるミサエに嫉妬して私より幸せにならないでよ……!とかゆっちゃうような子なんス(笑)
子言うても三十過ぎですか。
コワ。なお怖い。

そんなん、他人の顔羨ましがってもしょうがないしねー金かけて整形するとか? っても戦中の話ですから無理ですか。
厚化粧するとか? ってもやっぱり戦中だから無理ですか。
才能ったって、けっこうセンスあったかもしれないのに、美大中退を選んだのは彼女自身なんですよー

そんでモデルと称して身銭を稼ぎつつ、かふぇ〜でメイドして、気の合った芸術家の卵達と乱交三昧。
んで私ってなんて不幸なのってか!(微笑み)
自分がタダ食いされてるだけだと言う事に気付けないほどの愚かしさはいっそ罪ではないでしょうかって何に対しての罪かっていうと自分を幸せにする為の義務を怠ったって感じ?
口あけても幸せは落ちてこねえんだヨ!
てゆうか自分でも嫉妬する事に疲れて、消えてしまいたい…とか言ってますがコレ私にとって異次元の生物の鳴き声の如く遠いものね。

一人の男を取り合うんですよミサエと。この男ってのが最悪で、女食いつぶしても「芸術のため」とかって平然としてるようなヤツ。
大阪の男に対する私の心象がまた一つ悪くなったわ。フフ(爆)

ミサエも金持ちで才能もありながら西遊(男の名前ね多分雅号)に食いつぶされていく様がなんとも言えねえですよ。
その有り様はアレだ、夫に暴力を振るわれても振るわれても「この人には私しかいないんだし」と自分を騙して耐え忍ぶ事に仏教的解脱の真境地でも見出してるツマのよう。
ガムバッテクダサイ(ロボタの声で)。

小夜のような高飛車な男の側には、なぜか下僕系のイイヒト(男)がよく似合う。安易な引き立て役ですが、ま、もったいない事したね!
若い頃カッコよかったり美しかったりした人が、年老いて衰えていくのを見るのは忍びないね。なまじ優れていただけに、落差が激しいと痛ましい。
ショーン・コネリーとか石川小百合のように、綺麗に年を重ねる事ができれば良いんですけど。
ハタチすぎたら、親から貰った物だけじゃ勝負できなくなるらしいよ!
つっても貰った物は(以下略)。

小夜がこれまた典型的な田舎モンでさー「都会」東京に行けばなんとなる! という生ぬるい目でしか見れないような浮薄な思考回路の持ち主だっちゃ☆
今でもいるんですかねー、こういう人。
そんでアホな男に引っかかってりゃ世話ないよまったく…

最後の、空襲で逃げる時のは良かったね! あと、全体のトリックが。
でもコバルトで同じの見た事あるんだけど大分前に(笑)
なんで今小夜の文体だけ一人称なんだろうって、最後まで不思議だったのよ。
なんの必然性もなく、文体を変える事なんてないわよね。うむうむ。納得が行きました。

一人称は主観的、三人称は客観的に物事を捉えられるのよね。しかし文頭がダラダラしてるように感じてしまったわ…
多分、ネットで短文ばかり読んでるからだと思う。
すぐに事件が起きて、次々に場面が移り変わらないと満足できないような感じ? つーか、飽きちゃう?(爆)いかんですなー←他人事ですか

やっぱ謎がだんだん明らかになってくのっていいですよね。うんうん。
 いつか懐かしむ時を待つには、この想いが熱過ぎた。炎の速度で、燃え広がってゆく。

 よお、お二人さん! 恋愛ゲームで慰めあうつもりだろ? そいつはホントに愛なのかい?
 結局アレだな、一人で生きるのも一人で死ぬのも怖くてサビシーから、せめて道連れを欲しがってるだけナンダヨなァ?   〜暴いておやりよドルバッキー〜

 Love, That’s only.
 ココ笑いドコロね!

ニーチェに寄る処の「幸福をみつけだした最後の人々」に捧ぐ。

非情ではなく無情。
バーティカル・リミット。ありえねえ!
ちょっと物理的に考証が甘すぎでしたね。ハラハラドキドキしたけども。胃の消化に悪そう。
登山の経験がない人間をパーティに入れようとするかなあ?
岩棚にジャンピングでひっかかった時はギャグかと思いました。思わず失笑。

しかし三人を助ける為に六人で山登って、一人助けて生き残ったのが二人ですよ。
なにこれ。
「数の問題じゃないんだよ」と母は言いましたが、私はどうにも納得行かず。
物語の中でくらい、努力した者が報われてもいいんじゃないかなあ。
犯罪者は己の罪の深さをたっぷり味わうべきじゃないかなあ。

ところで四年前の死体がそんな新鮮でいいのか。なんぼなんでも。
とまあこれはエンターテイメントと考えればいいんだろうね。リアリティとかじゃなく。
とにかくあんな場所には請われても、生涯一度たりとも行かぬ事を誓いましょうぞ。
しかしクリス・オドネルはカッコよかったね! あの甘ちゃんヅラが(爆)
妹もかわいかった。ちょっと千堂秋穂に似てるの。

でもニトロを運ぶとかはありえない。

プロの登山家がテレビで言ってたんですけど、他のパーティが遭難してるのを見ても、それは助けないんですって。
雪山では、他人を助けるために動く事は自分の身を危険に晒す事だから。
暗黙の了解で、見て見ぬふりをするんですって。
そんで、その事は山を下りたら口にしない。
もちろん、気軽に手軽に助けられる状況だったら助けるんでしょうけど。
自分達のパーティにリスクを背負わせてまで救助に向かったりはしないそう。
リスクを背負ってるのは皆同じだし、自分もいつ同じ目に会うか分からない。
事故ったのは運が悪かったせいかもしれないし、注意が足りなかったのかもしれない。

ほんの少しの差の事かも。
ま、物理的な問題もあるんでしょうね。
視覚的には近くでも、ルートが違えば現場まで行くのに何時間もかかるわけで。
雪をかき分け、空気の薄い高高度で、自分達の命をかけた目的を捨てて他人を助けに行くんですから。

それくらいの覚悟がなきゃ、山になんか登っちゃ駄目って事なんでしょう。
実際映画では、売名行為と言うか宣伝の為に無理して山に登って遭難したわけですし。
気軽に登れる所じゃないから、気軽に手を貸したりしちゃいけないって事なのかな?

ところで下品兄弟が面白キャラで良かった。コミックリリーフって感じ。
あいつらいなかったら作品全体が灰色に沈んだね!
ま、二人とも死んだけど。
 行くのはおよし、と声がかかった。
「あれは獣だ。人の慰めなどいらぬ」
 突き放すような言葉に、向き直った。柱の影から男が姿を現す。
「彼には今、側にいる人が必要なんだよ」
「獣は傷を受ければ、一人で身を潜めて癒す。お前と傷を舐めあう事など、あれは求めておらんよ」
「それでも! 私が、側に、いたいんだ」
 男が目を眇める。揶揄するような、見極めようとするような目つき。
「で、あれば良かろうよ」
 ふらりと、何の興味もなさげに立ち去った。

「許しているとでも御思いで?」
 ずるりと剣がめり込んだ。
「お前は、だって、何も言わなかったじゃないの!」
 喘ぐ内にも刃は深く沈んでゆく。
「あなたこそ何も聞かなかったではないか。知っているはずだ、とばかり」
 絨毯にくずおれた体ごと、彼は短剣を手放した。
 魚達は泳ぐ。
 冷たい水の流れの中を。
 生き残るために。
 
 
   ──死滅回遊──
 
 
 戦争と言うのは、当たり前だが殺し合いだった。そんな事を、俺達は忘れていた。
 知らなかったわけじゃないのに、本当には意識してこなかっただけだ。
 戦う事には、自分でもびっくりするほど早く慣れた。
 本当に、信じられないくらい早く慣れた。
 こういう事は、きっと、平気になるまでたくさんの時間がかかるんだと思ってた。
 だけど、違った。
 上官の言う通りに移動して、攻撃して、また移動して。考える時間なんてなかった。
 気が付いたら慣れていた。
 映画みたいに、涙が出たり、怖くて叫び出したり、食べ物を吐いたりする奴はいなかった。
 一人もだ。
 十時間ぶりにできた食事の時間中、ひたすら食って寝た。
 皆疲れて無言だった。
「どうして戦わなきゃいけないんだ」とか、そういう類の事を言い出す奴はいなかった。
 一人も。
 皆、心は一つだった。
 日本を守りたい、そんな事じゃない。
 生き残りたい。
 ただそれだけだった。
 不思議だ。
 ここには18から50までの男がいて、数ヶ月前までサラリーマンだったおじさんとか、髪の先が金髪になってる奴とかがいる。
 なのに考えてる事は皆同じだった。
「自分はなんの為に生きてるんだろう」そんな事を考える余裕があった昔を思い出した。
 あの頃俺は、自分が生きる事の意味を求めて、そうだ、けど何も行動を起こさないでいた。
 朝が来ればベッドから起きだして、夜が来ればまたベッドに戻る事ができた。
 好きな時に食べたし、テレビを見たし、誰とでも話せた。
 夢の世界みたいだ。
 今じゃ配給の備蓄食糧以外、菓子や果物の味なんかは忘れてしまった。
 テレビはCMもなく、1チャンネルで延々と戦況や各地の情勢のニュースしかやってない。
 携帯電話は中継アンテナが壊滅状態な上、盗聴やら電源の節約やらで使えない。
 なんなんだ、これは。
 とは、ゆっくり絶望してるヒマもない。
 数ヶ月前まで当然の権利として行使してきたものが、今ではひどく遠い。
 作業のように人を殺す事ができるようになった。それしか許されてないとも言える。
 怖いと感じる事もできない。
 敵も同じ人間だという認識は薄くなった。奴等は俺達の事を本気で、本当に殺しに来る。
 俺達が生き残りたいと思ったのと同じように、敵も同じ思いで、同じ目で、命令一下俺達を殺しにくる。
 生きたい、生きたいと、強く思った。
 生まれて二十年生きてきた中で、こんな風に強く願った事はなかった。
 ほとんど祈るみたいに、無神論者のくせに、俺達をムリヤリここにつれて来た大きな力に訴える。
 そこまで俺は生きたかったのかと、自分自身にびっくりした。
 いつ死んでも同じだと思っていた。
 若いうちに死にたいとさえ思っていた。自分のやりたい事をやり、年老いて醜くなる前に死ぬ。
 移動し、攻撃し、補給し、また移動する。
 この繰り返しが今の俺の日常だ。
 俺は生きている。
 
 
 
無効分散とも言う。
南洋の魚が海流に乗って北へ向かうが、冬になると温度差に耐え切れず死ぬ。
それでも魚は延々と繰り返す。
いつか環境に耐性が付き、生息範囲が広がる日まで。

死滅回遊を送り出すのは、種としては栄えている証拠である。
新天地開拓の為の固体を送り出す余力がある、この能力を持った種が(地誌的なロングスパンでなら)分布拡大に貢献し、次代へ続く。
北へ向かう種は、いつの日か海が生息に適する気候になった時、そこを新たな種の生息域とする為に死ぬ。
 
 
 
 まだ泳いでいる。まだ戦っている。ずっと続いてる。
 見えないか? 魚達の群が。
 戦い続け、攻め続け、昇ってゆく一本の流れ。
 そして彼らは戻ってくる。
 彼らに続く私達の中に。人々の中に。「勝利」と共に。
「このわたくしが醜く老いさらばえるなど、とても承服し兼ねる。いっそ一思いにこの首切っておくれ」
「公主様、どうかそれはお許し下さい。将軍の下に御くだりになれば、必ずや生きてこの城を出られましょうほどに」
「貴様、このわたくしに頭を下げよと申すのか? あのように下賎な者達に辱められよと?」
「めっそうもございません」
「わたくしの美しさがどのように利用されるか、考えた事があるかえ? どこぞの大将の戦利品として下賜され、あれが都に名高い月花の姫よと貶められるのなぞ、わたくしは御免じゃ。洗練された殿上人とは雲泥の田舎侍の下で、細々と慰み者として老いてゆくならば死んだ方がいくらかマシというものよ」
「どうか、どうか御考え直し下さいませ」
「今わたくしが死ねば、わたくしの姿は永遠に美しいまま人々に語り継がれるであろ」
「畏れながら公主の御容顔は御歳を召しましても…」
「花は咲き誇らなければ花ではない!」
「公主様……」
「実を結んだ花を花とは呼ばぬ。芽吹いたばかりのそれを花とは呼ばぬ。枯れたものを、花とは呼ばぬであろ?」
「それでも私は、公主様には生きていて欲しいのです!」
「黙れ! 小者が、浮薄な物言いをするでない! 貴様の浅慮は無用じゃ!」
 
このお方は自分が美しいという信念を貫いて死のうとしているのでございますよ(笑)
彼女にとっては、美しい自分が最高。永遠に美しいのが最高。自分万歳。
醜い自分など考えられないのです。誰かより劣ってしまう自分など許容できないのです。
若さと美しさが価値。ウフ。

オムライス

2003年9月30日
好き。
いや、そういう事じゃなく。エッセイね、はいはい。
そもそもエッセイの定義がよく分かんないんだけど! コラムとの違いが分からない。ので目の前のカタカナ語辞典を引いてみた。

エッセイ:随筆・評論・論文
コラム:新聞などの評論。


どっちも評論が入ってるのが微妙な感じですが…論文もエッセイなの?!
うそ?!
小論文の事かなあ? この辞典ガセ?←オイオイそこまで疑うか普通

随筆って、好き勝手な事書くってのしか思いつかないけど…筆者の体験や見聞を元に、感想も交えた文章だって!
まあ概ね、これまでの文章はエッセイと呼べるのかな。←そうか?
現在では、書き流しの肩のこらない短文の事を指す事が多いらしいよ。

書き流しって、あまり注意・苦心したりせずに楽に書く事だって。
つまりテキトーって事だね(笑)
読んでる人をウムムと唸らせるようなものじゃなくて、「ヘェ」これくらいのスタンスかな。
いわゆる暇潰しみたいな?
まあともかくこんな感じで、オムライスについて語っていこうと思います。

私は一度凝るとしつこくその動きを繰り返すのです。自分のものにしようとして。
一時期オムライスに凝った事があって。玉葱とにんじんのみじん切りを炒めまくってチキンライスを作り、上に載せるオムレットは半熟で!

これがさー料理モノとか見てると、オムレツってあらゆる料理の基本とか、その人のレベルが現れるとか、新入りはまずオムレツ作らされて腕試しとか、中華で言えばチャーハンみたいなポジションらしくて、難しいんだろうなーって思ってたのよ。

でも簡単だった。
フライパンの中で、丸めて形を整えるなんて! できねえ! 絶対できない!
と思ってたら、意外に軽くできて驚きのあまり火を通し過ぎて固くなってしまったの事よ。
なんかねー出汁巻き卵の難しさが頭にあったんだけど、フライパンの丸いフチのお陰で作りやすかったみたい。
取り越し苦労でしたわ。

そんでケチャップは必ずハインツね!
舶来品だからって偏重するような頭の軽い女と思わないで下さいね?!
ちゃんとカゴメとか他のケチャップと食べ比べてハインツが最高という結論に達したのでありますよ。
酸っぱすぎず甘すぎず、上品にトマトの味がするのです。
パッケージも御洒落。
って外見ー?! いや、違います! 違いますよ? 味ですよ、味。

チキンの変わりに魚肉ソーセージやベーコンやハムが入ってたりするチキンライスの上に、オムレツを乗せて、割って食べるんです。

本当はソースも作りたいんですけどね。にんじんと玉ねぎを超絶細かく刻んで、炒めまくって。
それだとあまりに時間がかかりすぎて、ハッキリ言って食欲がなくなります。
料理してる時間が長いと、なんだか満腹になってきませんか。暗示にかかりやすいですか、私。

玉ねぎは炒めすぎると甘くなりすぎるんですよねーって刻む量が多いのか。でも酸味のない玉葱好きなんじゃよ。←誰
にんじんも生でいけるけどもうちょっと炒める時間長くしないとな。

実は最近作ってないけど(爆)オムライス作ってみたくなりました。
「これは我々への重大な背信行為だと、お分かりいただけますか。御身、御大切になさいませ。あなたは我が隊の誇りなのです」
 
 
「あなた」がそう用意に傷付かないと信じて送り出したにも関わらず、負傷してきたのでお怒り。「あなた」は何か重大な地位にあるらしい。
つか「隊」て。
距離がないとやってられない
ブザマな姿は見せられない
君にも迷惑かけたくない

今更なことばっかりだ

自分のことさえ分からない
君の匂いを無視できない
この夢を捨てきれない

ただわがままなだけなんだ
 
 
請い、濃い、恋い

乞い

シンドイ
 
  
ハラが痛い。
  
 
 
 
君にあいたい。

地下鉄

2003年9月22日
地下鉄と言えばね〜都心のどっかの地下鉄で使われてる柱が大理石で、一本百万だとかなんとか。
半蔵門線のは大理石っぽいねアリャ。やっぱあの辺上にあるもんがあるもんだから?

つーかそれが高すぎんじゃねーのかってニュースになってたんよ。地震対策だそうだけど。
その地震対策といえば国会議事堂にも確か珊瑚の柱がありますね。ピンクのやつ。マジで。確か。
小学生の頃の記憶なんで、曖昧もいいとこですが。

でもそれって一本しかなくて、議場の脇にあるんですよ。
建築の事なんてもちろん知らない年だったけど、この構造で建物全体を支えられるのかと聞いた覚えが。
先生がなんと応えたかは記憶にない。

そんで、せっかくだからと男子が赤絨毯の上に寝転がっていた。
こんな事をした奴は日本でただ一人だろうとか言って、先生も積極的には止めてなかった。←寝るだけだしな。
ちなみに私は、人が靴で歩いた所に寝転がるのは嫌だったので、壁際で覚えたての倒立を。

いやだって、運動会でやったら面白くてね。これは壁に靴つけるって事だから、マズイと思いましたが。先生にもさすがに止められたような。
でもギリギリやった。←オイ
私だって記録に挑戦したかったんだモン(死)

子供のやった事です、見逃してあげてよ(爆)
ホラ小学生だと、知らない人にホイホイついてってあげく監禁されても、堂々と被害者面してる事が許されるでしょう?
そんなに子供が心配なら、自主尊重なんて言ってないで首に縄でも括り付けて置けば良いんですよ(微笑)
おお、毒を吐いてしまった。
コカトリスの巣に改題しますか。

ところで全然地下鉄じゃない。地下鉄って今自分がどこにいるか分からなくなるよね! 窓はあるけど閉塞感。
創作姿勢が芸術的と言うより職人的と言われた事があるような気がしますが。

心理学のノートより
Rational emotive behabior therapy(スペル違ったらどうしよう)

目の悪い人、NNユーザー、オペラユーザー、ノートPCユーザー、全ての人に絶対に対応するべきだ。

→過度の一般化:それが常識だ、と思うべからず。
 
 
読む人の時間を消費しているのだから、極力それに見合う価値がなければならない。

→mustとwishの混同:「こうあるべき」という姿と「こうあってほしい」という姿を同一視している。
取り越し苦労。相手がどう感じるかは自分の物にはできないのに、心配しすぎ。
 
 
鑑賞に堪えうる、少しでも面白い文章を書くべき。

→All or nothing:「面白い」と「つまらない」の二つしか感想がないわけではない。
「そこそこ面白い」「まあまあ面白い」「文章は面白い」「描写は」「キャラは」「ちょっとは」など、様々な評価がある。
独断的発想。他人に「つまらない」と言われたわけでもないのに、自分でつまらないと決め付けない。
レッテル。先入観でもって、マイナス評価を下さない。
 
 
*人を楽しませるに越した事はないが、読まれなければならないと言う事はない。
 
 
 
「〜するべき」と言うのは決め付け。
オーバーな見方を変える。どうって事はないのだと。
他と比較してやわらげる。←オイ…でもそう書いてある
考えるのを止める。←オイオイ…でもマジでそう書いてある

思考の二極化は、知能指数の低い人・ゆとりのない人・狭量な人・学歴の浅い人にありがちなんだそうよ!
アイタタタ!(激痛)

色々な考え方があっていいじゃないかウフフ〜受け入れていこうよアハハ〜だから他人のサイトに左右される事無くな!

とゆーわけで、新デザインはトップに検索エンジンへのリンクを張ろうと思います。
テキストリンクなら重くないだろうし、デザイン的に左右のバランスが取れるしね。
って言うか本当は、憧れの小説サイトがトップにテキストリンクしてるの真似したいだけなんだよな!←猛烈に駄目じゃん!

トップに検索エンジンへのリンク張るの、二人に一人は不快だとアンケート結果出てるのになあ……まあいいか。
こだわり過ぎても戦争になっちゃうし。
ってこれが思考の二極化だっつーの!!
犯罪心理学
サイン:ほのめかし
精神が未熟な人間ほど、自己が犯した犯罪を隠しておく事ができない。つまり、自分以外の誰かに公表したくなるのである。
精神が成熟している者、あるいは大人の場合、言うべきでない事を黙っていられる「忍耐力」がある。犯罪者が子供の場合(もしくは精神性が幼い場合)、家族・友人・ネット上等に犯行を「自慢」する事で露見する場合が多い。
他にも絵・詩・歌・曲作りなど、何かしらで表現されていたりする。

FBIのプロファイルチームの人が言ってました。

ライフルで狙撃する場合、通常どの程度の距離が妥当なのか?
発射地点の選び方は?
ビル風ってそんなに強いの?

売買の仕方は?
組織図は?

不夜城で一過性の物かと思ってたんですが、ここに来て…! あーあー全く本当にシャレにならないからコレ。

しかし「全身に釘が刺さった男性が自販機の近くで」とか言うニュースを見て『缶ジュースに曲げた釘とガス充填して作ったのかなあ』とか即座に思い当たってしかもその通りだったりするのはなんかな…
爆弾騒ぎのニュース映像で銀色のタンクがトラックに載ってるの見て『発火装置を止める液化窒素かなんかかなあ』とか思って当たったりするのもなんかなあ…爆発物入れる箱? とか思ったりもしたんだけどなあ…
どうでもいい知識が渦を巻いているーどうでもいーどうでもー

いやしかしこの方向でサイバーパンク小説が書けそうな。そう言えば天使の牙はノンジャンルと言うかミステリと言うかむしろSFかと思ってましたがハードボイルドらしい。

人様からは私の書く小説がヒドイ話ばっかのような事を言われているので自分でも今日初めて気付いたんですが、死にネタ一個しかないよ!
ミミは間接話法で死んでるし、過去の事だし。

ヤクザの代打ちしてる双子の少年とか書いてみたいんだよなー…資料集めが偉い事になりそうだけど★
つーか、麻雀一度もやった事ないのに…えと、ドンジャラならなんとか…

自分の身の丈以上の小説を書いてみたくてしょうがない。

非道い男

2003年9月14日 メモ
 あァ。
 なぜ私はこの男の側にいるのだろう。
 こんなにも傷付いているくせに。
 愛されてなどいないくせに。
 あァ、けれど、これは報いだ。それが報いだ。
 私は彼を殺すのだから。
  
 ただ一緒にいるだけで、私は彼を苛立たせるらしい。私といる時の彼は常に怒っている。
 私の態度が悪いのだと言う。
 けれど私には、自分の何が悪いのかが分からないのだ。
 それがまた彼の怒りを買う。
 私は彼に憎まれたくない。
 だから聞く。
 私のどこを治せば、側にいてくれるかを。
「お前の顔見てると、イライラしてくんだよ!」
 顔が悪かったらしい。
 私は貯金を下ろし、整形した。彼の好みに。彼を不愉快にさせないように。
 彼と一緒にいられるように。
「ブスは整形してもブスだな」
 八十万円をつぎ込んでも、何も変わらなかった。

「お前といるとホント会話がはずまねえよなぁ」
 喫茶店で不機嫌そうに彼が言った。
「あのさあ。今俺といて楽しい?」
 雨が降っていた。通りの外にも店の中にも、私達と同じ二人連れがたくさんいる。
「……私は……喋るのが得意じゃないし……あなたの、好きな事とか話せないけど……」
「だから! 俺といて楽しいのかって聞いてんじゃん。あーあーそこがもう違うよな!」
「ごめんなさい」
 私の何が彼の気に触ったのか分からないけれど、彼を不愉快にさせたのは分かったので謝った。
「お前って本当につまんねえよな。ブス」
 まるで私を憎んでいるように言い放つと、彼は席を立つ。
 私はレシートを掴み、早足でレジへ向かった。私が店を出るまで、彼は待っていてくれない。急いで精算しなければ。
 雨音に交じって、「傘買って来いよ」という声が聞こえた。
ワ カ ン ネ エ ヨ 。

ずーっと前にどっかで見たんですけどね、テレビとかで人物が入らない情景だけのシーンが挿入されたりするでしょう? ああいうのも、キャラの心情を表してたりするんですってよ!
例えば鳥が一匹で飛んでいくのと、群れで飛んでいくのとでは情動が違うでしょう?
そう言う風にして、解説できない主人公の心情を映像で表してたりするんだそうな。
いやー今まで、単なる箸休めとか舞台がどこに移動したかを解説する為だけにあるシーンだと思ってましたヨ!
必ずしも、全部の情景描写が計算されつくして撮られてるわけじゃないでしょうが。

つい最近本でも同様の事があると知りました。挿絵とかいう意味でなくてよ? 装丁でもなくて。
遊び紙です。
文庫本なんかにはついてませんけど。
この遊び紙の質や色で、これから始まる作品のイメージを読者に想起させてるんですって!
いやー今まで「なんでこんな無駄なページがあるんだろう…こんなもんに金使うくらいなら、無くして単価下げろ!」とか思ってたヨ(爆)
必ずしも、全ての本のデザインが計算されつくして作られてるわけでもないでしょうが。

そのように考えると、描写というものはただ情景を写し取るという以上に、内包するイメェジを読者に啓沃するというワリカシ重大っぽい役目を担ってたりするわけですね。
もちろんこれまでも、シーンを引き立てるように情景描写とかしてきたつもりですが、作品のナビゲーションや暗喩としての使い方はしてこなかったかも。
  
 
サイトのデザインとかバナーのデザインがこれに当たりますかね。
しかし私のサイト、特にコンセプトがない事がコンセプトと言うか、のべつまくなしと言うか、まあウリがないと言うか(笑)
核とする物がないので非常に形容し難く、毎回デザインにこれでも悩んでおりますよ。
どの素材を使おうかって事くらいですが(爆)

いかにも女が作りましたー的なデザインは嫌だなと思って花を使うのは避けてたんですが、中身が既に「お嬢さん小説」である事からして、今更外見だけ取り繕っても後手でございましょうね。
これからもデザインコンセプトは
シンプルで実用的で!デザイン性のある物を!
 
 
 
777は何でいけないんだろー…個人情報漏洩か、広告過多か、どちらを選ぶべきか…
「手をつなぐ」実は大分前に書いた物に、冒頭の三行を付け足しただけ(爆)
いやあちこちかなり直したけど!

しかしどういう設定かをちっとも書かないでシリーズ化するとはいい度胸ですね。私が。
公美は男です。2人は能力者である組織から追われてるんです。近未来です。
ってなんか某超能力兄弟の設定に激似だわ今更!

実はこの先を考えてあるんですが、世界観を語らぬままマジで終りそう。
いつかまとめられたらいいなあ。けど、どこにカテゴライズすればいいのか…

そういや次テーマの「髪の長い女」。
これも実は話考えてんですけどー練り中なんで。
しかも「はさみ」の続き。つか裏サイド。
自分の予想外に評判がいいので、最初はギャグだった彼側をシリアスに…
メチャシリアスになってしまった…てかただの暗い人…

しかし「はさみ」の時も単なるネクラな心理描写と思われるのではとビクビクしてたのにむしろ好評でビビった思い出が。
やはり心理描写ですね〜
私も好きですが、書くのはどうも苦手くさいと言うかそもそもそんなに書いた事がございません。
だって自己開示みたいで恥かしいんだもん。内臓見せてるみたいだもん。もんとか言うな。

自分の経験した事や感じた事なんかだと、例えそれが一瞬の思いでも想像を深めて書いたりできるのですが、そうでない思考回路を描写するのはやはり難しいです。どうにも嘘臭くなりそうで。
公美の考え方もどうやったらそうなるのか…

最初に、まず自分と反対の思想を持ったキャラを書こうという所から始めてるんですよね。
ただ一つの物を持っていて、それさえあれば他はどうでもよくて、自分さえどうでもいい感じの。
独占欲がすごく強くて、絶対に絶対にそれを手放したりはしない。
諦めがすごく悪い。

兄が弟にすごく執着してるって事を強調しようと思ったのですが、今冷静に読み返してみると、こいつ寂しいのかな? とか思ったり。←自分で書いた物じゃん!
なんと言うか、そういうつもりじゃなかったんですけど、「寂しい寂しい」と行間から連呼してるような気が。
……そうでもないか?

自分で書いた話を自分で把握できてないってどうよって気もしますが。
いや違うな。
推敲で見つけた、作品の新たな面でしょう。
2人でいても、いつも1人。
だからこそ寄り添いたがるのかなあ。
別にホモい感情はナシで。←誰も聞いてないヨ!

カストルとポルックスて、双子なのに片方は人間で片方は神なんですよね。
うーんヒドイ。とか小学生の頃思ってたんですが。
男が2人揃ったら、とりあえず
闘え……!
みたいな。

そういや今とある計画を進めていないんですが。
パーミッションてなんだげ?
と言うかフォントクラッシュしてラジオボタンのチェックが判別不可能な現在、CGIに手を出したらどうにかなってしまいそうです。
サーバが。
なんかCGIて失敗すると、サーバまでどうにかなってしまうそうですね。あいやー。
どっかにフリーの良いサーバがないかなあ。

うちのプロバイダのスペースは使えないもので。
それと絵の練習しなきゃ。やはりベジェ?
 
 
名誉の負傷と言う物があるでしょう。
大切な人を庇ってできた傷と言うのは、誇らしい物です。
自分の力で守り果せた証です。
たとえどんな苦痛でも、辛いだけではないのです。
傷痕を晒して歩きたくもなります。

ですが、庇われた人間にとってみれば、それは非常に苦い思い出でしょう。
誰かが自分の為に傷付いた証です。
自分の至らなさや、力及ばぬ事を悔いる、心の傷痕になるのです。
例え負傷者が喜んでいても、周囲が喜んでいても、本人は喜ぶ事はできないでしょう。

打撲の痕は広範囲に渡り、芋餡のような色であります! 紫色のスイートポテトでも可。縁は点々と描画したようになっております。
内出血って不思議だなあ。
どうなってるのかなあ。
中身が見たいなあ(爆)
別に、それ関係の事に手を染めていたとかそういう事でなく。
当時リプレイ目当てで買ってたパソコン雑誌に載ってたんですよね。
「今度のパソコンはクリック一発で画面を切り替えられる!」とか言う特集が組まれてる時代…(笑)

そういや高校に入って真っ黒なパソコンを初めて見ましてねえ…
字しか出てこないヤツ。まるでワープロのような概容。
当然、私達の代でお払い箱だったんですがね。
中学の時触ってたパソとは雲泥の差でカルチャーショックでしたわ。

そういや最近ショックと言えば、CYBER@GARDENに出てたんですけど。

NNユーザーがマイナーバージョン合わせて2%足らずであると言う事。

そこまで駆逐されてたんかい…!
最近三ヶ月の訪問者159,000人余りの中から六千人のデータを抜き出した模様。
INユーザー95%越え。
そこまで来てたのか……三年前はNNユーザー、10%はいたのになあ(−−;

データは自分で送信するタイプじゃなく、多分アクセスした時に拾われる情報が元になってる。
このサイトはホームページ支援系で、タグとか解説してるんですよ。
んで、そのHTMLがINで使えるか、NNで使えるか、Operaで使えるかをきちんと明記してある所なのです。

Operaってブラウザ知ってます?
私も最近目にするようになったんですが、小説サイトだと使用率がもう少し上がるみたいです。
なんかいいのかな。よく分からんけど。
使用率2%未満なんだけど。

INユーザーの事しか考えずに造られたサイトじゃないんですよ。
つーか、ここは個人サイトじゃなくて普通にパソ情報を雑誌に書いて金貰ってる人達の集まりのようで。
つまり言いたい事は、このデータを疑うに足る理由がないのですよ。

アタシ…NNでも見れるサイトのデザインとか…考えなくちゃいけないのかなーとか…思ってたりしたんだけどなー…
…………やる気減退。

100人中2人の人間にとっては私のサイトはクソかもしれませんが、ハッキリ言って私のサイトには100人も来ていない。
100分の4の為にデザインを捨てるか?
また逆に!
音声認識でアウトプットされてる方々の為にサイトを作り直したりしないのは何故だ?!
真に訪問者に情報を提供したいのならば、どこまでも誠意を持って対応するべきじゃないのか?

いやでもそんな人に読んでもらうほどのもんじゃないしな…
消極的?
そこまでして読ませたいとか思えんですよ…
むしろ無駄足なので他の良質サイトに回って欲しいですよ(爆)
でも実際、NNにもINにも対応してるぜ! ってサイトどれくらいなんでしょうかー
参考にしたいですね〜

解像度が800*600の人も20%。
これは目が悪いからと言うより、ノートPCが多くなってきたからですかね。
メモ帳だけで作ってる人も50%…でもここはタグとか解説してるサイトなので、このデータは当てにならないかも。

フレームを使ったページを不快に思う人は10%ちょっと。
フレーム嫌いがけっこう多いのか、ノンフレーム版のページ作ってる人もいますね。
しかし、2%のNNユーザーの為にNNページを作ったりはしないのに、フレーム嫌いの為にノンフレームページ作るのも嫌な感じだよなあ…6%の差で切り捨てんのかよみたいなーいや切り捨てなんてもんじゃなくてですね、って誰に向かって。

トップページで音楽を鳴らすのは80%が嫌がってますね。
私が行った最強サイトは、埋め込み型で音楽を止められないページ(しかも目次フレーム内)がありました。
行く度にマシンが固まってました。
「わあ、この人よっぽどスゴイスペックのパソ使ってるんだなあ」と思いました。
私だって光ケーブルなのに…

トップページでENTERのみは「止めて欲しい」が50%をやや越えてリード。
トップにリングや検索エンジンのバナーがやたらめったら張ってあったり、余計な1クリックがウザいそうな。
私はバナーってほとんど上下広告と同じ感じで無視してしまうので、あんまり不快には思いませんが。
トップで言語やフレーム有り無しを選択させるサイトもありますね。
でも、フラッシュを見せる為のページならウザ★
3秒までしか待てない←早いよ!

ってここまで色々読んできたら、『言語や環境の選択系は、基本的には「最大多数の最大幸福」方式がよいかと』という言葉が…
やってはいけない! ホームページの掟
ttp://www2.plala.or.jp/Cool/okite/

数の多い方が勝ちか…
でもまあどこまで少数派に対応するのか決めるのは結局自分の感覚なわけですよねー
とりあえず小説ページがNNでまともに見れればいいか←そうか?
しこたまって容量を表す言葉ダヨネーはいはい分かってます!
テンパってる事を表す為に使ってンの!
だいたいさー言葉なんて流動的なもんよ。
それが個人のカン違いとか言うならともかく、認知度が既にメチャ高い時に「それ違うんじゃん?」とか言っても後の祭りよ。
「確信犯」の意味は、悪いと知っててやっちゃう奴って意味じゃなくて、宗教や思想に基づいてやっちゃう奴って意味なんだってさ!
平成教育委員会でやってたよ!(笑)
どこぞの中学の入学試験問題だってサ!
けども巷に膾炙してんのは前者の意味っぽいじゃん?
そうなるとどうなるんだろうね言葉ってのは。

そして「失笑」。
テレビ見てると、失笑の使われ方がどうも間違ってる気がしてならないですヨ。
失笑てのは思わず吹き出しちゃうって意味で、「失笑」という言葉そのものには嘲笑やら蔑笑やらの意味はござんせんよ。
辞書見たから間違いない(笑)

そういや「〜ざんす」とか「よくってよ」とかの言葉。
これもね〜上流階級の人が昔使ってた言葉っぽいでしょ?
でも違うんだ。
江戸時代には花魁とか下々の者が使う言葉で、逆にお嬢様学校とかでは、これらの言葉を使うと眉を顰められたりしていたらしいヨ!
ね、これで言葉なんてけっこうそれ自体があやふやだって分かったでしょ?

つまりお前が言いたいのは何なんだ。
私が言いたいのは…辞書に載ってない言葉は使いません!
とか狭量ぽい事言うなよベイビーて事かな?
違うか。
違いそう。
そうじゃなくて、憧れの人とお話するのは誰でも緊張するよね普通という話。
ああどうしよう。
まあどうしよう。
そしてどうしようもない。
はーーーーー。

いかんなーこんな電波文を平気で垂れ流しちゃうから小説書けなくなっちゃうんだぞ★
そういや私が書く(笑)て色々な笑いの意味があったりするんだけれども、記号にも色々意味を込めてたりするのです。
白い星☆の場合は装飾系として、黒い星★はちょっとダーク系の意味を込めて。
今までの日記を読み返すと、黒い星のある所には必ず裏の意味がある事が知れましょう…フフ。
ってそれほど大げさでもないんですがね。

前述したように言葉ってのはそれ自体あやふやで、言葉で表せる事にも私は不自由しているので、記号とか表現形式を色々追求して少しでも情感を伝えられるようにと言う努力のささやかな現れですかな。
ちなみに音符♪は浮かれた感じ。
〜は柔らかい感じを出したい時に。
vはプチ愛を込めて(爆)

つーかこういうのごく自然に考えてたんですが、こんなちっちゃい記号にまで意味込めて書いてる人私以外にいるかなー(遠い目)
そしてどんなに意味を込めても、こんなちっちゃい記号から私の込めた心情を感じ取る人がいるのかなーフフ…
またムダな所に力使ってる?
でもまあイイカ!←立ち直り早いよ!
リンクして下さった方は、なんと私が書いた詩をお気に召したそう。
ほお! 詩ですか!

いえ、けして不満なわけではなく。
詩と言うのは自分、すごく嫌いだったのです。小学生の頃から。
それはもう、国語で詩の授業の時はわざと他のページを開くくらい。
いや、普段から授業そっちのけで教科書読み込んでたな(爆)
とにかく、目に入るのも嫌でした。

でも嫌いになったのには理由があって、ナントカ言う詩人が、妹の死に様を詩に残してたんですよ。
それを見た時の怒りと言えばね。一人で大興奮ですよ。

家族が死のうって時に詩作かよ?! 余裕じゃねえか! 身内の生き死にさえメシの種にするたあ、見上げたヤローだな?

とか思いまして。↑アイロニーです
そういうのが続きまして。もうそれからは詩を毛嫌いですよ。一度嫌いになると、徹底的に嫌いになります。

なんと言うか、誰も「お前の感情を見せろ」とか頼んでないのに、わざわざ吐露してみせる根性がおぞましくて。
家族が死ぬという本当の哀しい事に立ち会いながら、その情動を冷静に「作品」に仕立て上げてる詩人と言う物が厭らしくて。

だって、思いついた感情をそのまま文章になんてできないでしょう?
まさか、普段から韻を踏んで脳内で思考してるわけじゃあるまいし。
となると、感じた事を「作品」にする為加工している、研究者の如き眼差しを感じたわけです。
人前で泣いて見せながら、一番美しく見える角度を追求している女のような浅ましさを。

でもま、今は感情の発露は人それぞれで、哀しい時に踊りだしたり、嬉しい時に笑えなかったりする人間もいるんだろうなあという考えです。
↑それぞれすぎ?

小学生の頃は今より更に思い込みが強かったけど、その詩人的には身内の死を人前に晒そうと言う意図があったわけでなく、そうしなければならない理由があったのだと思えるようになりましたですよ。

私が詩を作るのは完全に音の世界なわけですが。そこに私自身の情動はありません。
少なくとも、私が感じた事をそのまま書き写そうという意思はないです。

悪く言えば言葉遊びですかね。普段から私の文章は言葉に囚われすぎな感じがするんですけど。

そう言えば小学生の頃、胸像とか肖像画には価値を見出さなかったんだよね。現実と同じなら造る価値がないと思ってた。
何かプラスする物が欲しかったのかな?
自己顕示欲を露出するものとしての作品ではなくて、常に客観的にどんな価値があるかを意識していたような気はする。

そういやこないだどっかの板で、「なぜ貴方は書くのですか」という質問があったのですよ。
ほとんどの人が、趣味と答えてました。でも、その応えは私的にはひっかかりました。
「書くのが趣味」なら、別に人に見せる必要はないでしょう。
例えばテニスが趣味の人が、わざわざ人に見せたりしないのと同じように。
「書きたいから書く」なら、ひっそりと自分だけで書いてればいい事です。自分の欲求に素直に、自分のしたいように。
で、「書いた物を見せるのが趣味」と言い換えられはしないか?
と思うわけです。

「書きたいから書く」それもあるでしょう。
でも、「見せたいから書く」これもあるんじゃないでしょうか? だから、サイトにアップしてるんじゃないでしょうか?
自己顕示欲です。
見せたい、読ませたい、感想が欲しい、褒めてもらいたい、認められたい、誰かに自分の存在を知らせたい。
そんな、誰にでもある欲求です。

って細かい言葉の綾にこだわりすぎですか。
でも、言葉を正確に使おうとするとこうなるんですけどー
適当でいいやーとか思えばいいか?

私は自己満足に陥りたくなくて書いてる感じかなあ?
自分の感性に従って書いてるんだから結局自己満足なんだろうけど、他人が見ても不愉快じゃないくらいに、っていうか愉快なくらいに、少しでも磨いていきたいなあ。

昔は感想なんていらなかったもんね。なぜなら、他人の意見なんて価値を見出せなかったから(爆)
自分のためだけに書いていたから。
楽だったわ〜あの頃。
でも、いつも同じような話ばかり書いてた。
今は進みたいと思えるだけマシなのかなあ〜そう思いたいよなあ〜

1 2 3 4 5 6 7