一時間くらい過ぎたあたりでオチが読めた(爆)だって藤沢周平の話って似たのが多いんだもん

剣豪小説を書こうと思い立って買ったのが藤沢周平の隠し剣孤影ショー(例によって検索避け)だったんだよなあ。サラリーマンちっくな武士の暮らしと、男に都合のいい封建ちっくな女性描写にムカついてたっけ。でもそれが現実に近いんだろうなあ。それにしても女の書かれ方が薄かったような気がするけど。
短篇集で、落し所とか、女の描かれ方とか、権力闘争に巻き込まれる所とか、映画と同じような感じだったわー。
そういや全部私が生まれる前に書かれた作品なのよね。どうなんだろう、それも。古くさくて当たり前か。

時代劇は好きで見てたけど、時代小説は読んでなかったんだよね。歴史の本とかはともかく、フィクションの歴史とか読まされるのが嫌だし。
「史実として残ってるものにも真実じゃない事があるかもしれないじゃん」とか言われた事あるけど、だからこそこれ以上ニセモノの歴史を仕入れたくないというか。
ナニあたしまた神聖視してる? しゃっちょこばってる?(笑)

とにかく読んで剣豪小説の呼吸をなんとなく掴んで書いたのが落花流水。鏡の前で踊りながら動きを考えたっけ(笑)
余談だけどはるものがたりは宮部みゆきの影響受けてるから、同じ時間軸を扱いながら全然文体が違う(爆)
まあ町人と武士を同じ描写で表す事もできないか。

鬼の爪も映画化するそうで。あれって、卑怯剣だったかな?
隠し剣シリーズ化してて、孤影抄は手に入りにくかったのになー増刷するんだろうなチキショウ。
私が好きなお話は「女人剣さざなみ」と「臆病剣松風」かなー「虎の目」とか「鳥刺し」も技的に面白かったけどー。

そういや私が初めて見た時代小説って(ていうか時代活劇)は従姉妹のお下がりの「真田十勇士」と「霧隠才蔵」でしたか。小学生の時(笑)
「無礼千万!」とか言い回しが面白くってそこそこ気に入ってたんだけど今いずこ。
んで次が「鬼平犯科帳TVブック」とか言うような感じの(爆)
高校の図書館で偶然見つけ、散々躊躇った後結局借りたよ…江戸時代の犯罪にちょこっと詳しくなったよ…
そういえばたそがれにも尾美としのり出てたね!

時代小説の棚ってホント女性いないし若い人いないしゆっくり選ぼうにも場違い感がヒシヒシとするのねん。肩身が狭いのねん。
少女小説の棚を見ようとする青年の気持ちはこんなかしら?
じっくり選んで池波正太郎の時代小説買ったりしたんですが。改行の多さにビックリしました。ティ○ンズ・ハ○トかよ?!とか思いましたもん(爆)いやアレほどひどくないですが。アレは下半分が真っ白だった。ニ段組にしろよとか思った。小学生当時。
一文ごとに改行改行で原稿量を稼ぐセコさに幻滅。原稿量=原稿料だからしょうがないとは言え。
でも、その読みやすさがウケて広く読まれるようになったんでしょうね。あと、食べ物描写。親父は和食グルメ番組が好きだからネ!
私も一本饂飩を食してみたいですエエ別になんの含みもなく。

空の影

2004年2月25日 メモ
 戦隊アニメのテーマソングが部屋中に鳴り渡った。聞き慣れた目覚し時計を止めながら、まだ一弥の意識は覚醒しない。
「一弥さん、仕度出来ましたか」
 冷たく聞こえるソプラノをスピーカー越しに聞いた途端、アッパーシーツを跳ね除けて玄関へ走りこむ。
 いつでも入れる許可とカード・キーを与えているのに、彼女は決して一弥に無断で私室へ入ろうとはしない。
 せめて顔を洗って呼吸を整え、玄関ドアのセキュリティを若干硬い声で解除した。スライドしたドアの向こうには、僅かに眉をしかめた流水が立っていた。
 美人は怒っていても様になる。
 思った事を少しも顔に出さないでいるのは、慣れていても努力を要した。
「そんな風に怒ってると、せっかくのドレスが台無しだよ」
「まさかとは思いますけど、今起きたわけじゃないですよね」
「もちろん、今じゃないよ。三分くらい前かな」
 流水はかすかにため息をもらしながら、「屁理屈は結構ですから、早く準備してください」と冷たく言い放った。勝手知ったる様子でキッチンへ向かうと、朝食の用意を始める。
 笑みを殺しきれないまま一弥がバスルームへ向かうと、先ほど顔を洗う為に外した銀色の指輪が目に飛び込んできた。しばらく銀色の輝きを眺め、それから流水の元へ向かった。
「栄養バランスは計算してありますから、全部食べてくださいね」
 テーブルには一弥好みの両面焼きベーコンエッグと、トマトのサラダが並べられている。
「まるで、奥さんみたいな事言うなあ」
 流水の表情はほんの少しも変わらなかった。
「この場合は母親でしょう。こんなに大きな息子を持った覚えはありませんが。それより早く食べてください。10時からですよ、結婚式」
「分かってるよ。……どうせ、『僕』の知ってる人じゃないのに」
「『私達』の、古くからの友人です。一弥さんも何度も話したでしょう」
「どうでもいいよ」
「ひどい人ですね」
 一弥はかろうじて「そうかな」と呟いて笑ってみせた。
 流水が多少手を加えただけの食材はとても美味しく感じられた。ようやく食べ終えると一弥は流水の手を借りスーツを着込む。
「さっさとしてください」
「そんなに急かさないでよ。ネクタイの結び方知らないんだから仕方ないだろう」
 流水は何も言わずに一弥の首元へ手を伸ばし、ネクタイを結ぶ。そのまま締め上げてくれないかと、一弥は祈るほど真摯に願った。
「できましたよ。代表者として恥かしくない出来です」
「ありがとう。そう言う流水さんはここにゴミがついてるよ」
「どこですか」
 ドレスを見下ろしうつむいた顎を上向けて口付けた。すぐに押し返される。
「たまご味」
「……味見しましたから」
「さっき、『さっさとしてください』って言っただろう? あの言い方、初めて寝た時と同じ言い方だった。だから仕返しだよ」
「……そうですか」
 流水は呆れたようだった。

 2人は研究所を出て結婚式場へ向かった。郊外の砂漠で、ドームに守られずそびえる白亜の教会。
 市壁の外にありながら、砂漠の民に荒らされる事もなく、それはあった。
 風と砂とに磨かれ丸くなった階段には、細長い赤絨毯が敷かれている。
 岩石を削りだしたように白茶けた壁と、たっぷりしたレースの飾り。青いガラス板を嵌め込んだような空。飾られた赤い薔薇が、目にも眩しいコントラストを為した。
「時間が過ぎてるんですから、静かに入ってくださいね」
 教会の壇上では、牧師が定められた言葉を繰り返している。
 バージンロードを避けて壁沿いに進んだ2人は、一番後ろの席に並んで座った。
 後姿の、それも頭部だけで見分けがつくほど知っている列席者は一弥にはいない。花婿も例外ではなかった。
 純白のドレスに身を包んだ花嫁の横顔は座席からも見えたが、やはり見覚えは無い。
 見詰め合う2人は一弥と流水のように隣り合い、幸せそうに笑みを交わしている。
 高い天井を伝播した思いが、薔薇窓から降り注ぐ光のように一弥を暖めた。
「一弥さん」
 流水が小声で、心持ち顔を寄せてくる。
「なに?」
 ただそれだけの事で、なんとはなしに幸せを感じてしまう。
「一弥さんの挙式は、再来週ですね」
 流水の目は、壇上の2人を見たままだ。
 その凛とした横顔は、極彩色のステンドグラスを背景に透き徹り、この世で最も美しいのは目の前にいる人だ、と一弥が再認するに充分だった。
「そうだね」
「ちょうど10日後、一弥さんもあそこに立つんです。念のために言って置きますが、自分の結婚式には遅刻しないで下さいね」
「そうだね」
 牧師が、何百年も前から繰り返されてきた誓いの言葉を述べ始めた。
「あの人を、哀しませてはいけませんよ」
「そうだね」
 花婿が、永遠の誓いに「はい」と答える。
「浮気なんて持っての外です」
「そうだね」
 花嫁が、永遠の誓いに「はい」と答える。
「結婚したら、私との事は忘れてください」
「いやだ」
──Now, you may kiss the bride.
 祝福された口付けを見ながら、一弥は自分の全てを能力によって流水に伝えたいという衝動を今度も耐えた。
 それは彼女が望んでいる事ではなかったから、せめて少しでも伝わるように言葉を囁いた。
「僕は君を、絶対に忘れない」
 流水はやはり、ぴくりとも表情を変えなかった。前を見る背筋が一層張るだけだった。
 
 結婚式は予想よりもずっと早くに終った。終ってみればあっけない物だった。
 招待客のいなくなった教会の中、流水と一弥は二人きりで座っていた。
 先に口を開いたのは一弥だった。
「もう、起こしてもらえなくなるんだね」
 流水はようやく口を開いた。
「そんな事、大した問題じゃないでしょう。あなたにとって重要なのは、あなたの部屋に私がいた痕跡が残っていると言う事です。早い内に、部屋を変えましょう」
 いつ婚約者に他の女の存在が知れるか分かったものではない。流水の声は淡々としていた。
 けれど流水はその声で続ける。
「あなたも、忘れるべきです」
「僕にとってはそうじゃない、世の中正しい事だけで生きていけるとも思ってない、だけど、」
 一弥は更に言い募ろうとして口を開いたが、言葉にした途端空気に解けてしまいそうで、止めた。
 それに言葉にすればきっと自分は抑えきれないだろう、と一弥は思った。
 そっと指だけを伸ばし、流水の指と自分の指を祈りの形に組み合わせた。神など信じていないくせに、誰かに何かを願うように。
 流水の左手と自分の右手が繋がっている、それだけで満たされるのに。
「そろそろ、帰ろう」
 指先だけ握りしめて外へ出ると、花嫁達を祝福したバラがまばらな道を作っていた。
 日が落ち、辺りの景色はバラと同じ赤に染めあげられている。けれど東の空には鮮やかな青がしがみついている。
 流水が落ちていたバラを一つ摘み上げた。
「一弥さんの時も、今日のように晴れるといいですね」
 流水は笑う。どうしてそんなに美しく笑えるのか、一弥には分らない。
 一弥も笑う。この手が離れてしまっても、この瞬間を絶対に忘れない、と。
 空の端には宝石のような青が残っている。
 古い教会は最後の太陽の光で耀いている。
 世界で一番愛しい人は祝福された花を手にしている。
 一弥は今日ほど幸せな日は無いのだと知った。
 そして流水が、今日ほど寂しくて、幸せな日はないと涙したのを知らなかった。永遠に。

 
まだ意味通らないな…
もう、見えないふりをするのは嫌なんだ。

いつそうなったのかも、彼女には分からなかった。

ぬるま湯のような日々に浸りながら、だんだんと均衡が崩れて流されていくのが怖かった。

肉体の痛みよりも精神の痛みの方がよほど酷かった。何をしたらよいか分からない事が、無知である事がこんなに苦しいとは知らなかった。

多少の知識を振るう事で、何を確かめられる? そんな事で力を否定する事なんて出来はしない。

「楽観的な事を言ったって、現実になるわけじゃないでしょう。裏打ちのない浮薄な希望的観測は、残酷なだけで誠実じゃない」

「自分は不幸だから、甘える資格があるとでも? 幸福な他人が甘やかされていると、嫉妬を覚える?」

引き換えに知識を買ったが、高い利子を払う事になった。

励ますだけで関わらないのは怠慢だ

自分の存在意義とか生きる意欲とかを、誰かが、何かが、不当に奪っていると思いたいんだろう?

自分をかけがえのないものとして考えてしまうと、生きていくのが辛くなる。それでも生き続ける事に意味はある。どんなに曖昧でも、現実は力強い。

わずかな努力で守りきれるものなど、所詮その程度の物だ。多大な労力を必要とするなら、骨身を削る甲斐もある。

事なかれ主義か、自己保身か。

「信念に基づいた行動であれば内容を問わず一定の評価をするべき、という寛容な哲学は残念ながら持ち合わせがない」

認める勇気と譲らない勇気。

何かに干渉しようとする動きは全て「力」と呼ばれる。

「その先」は祈りでは手に入らない

触れると痛い物には触りたくないのだ、もちろん。

道を一つしか知らない者は、迷わせるのも容易い。

季節が変わるような緩やかさで、その意味は変わっていった。

白昼夢、その手応えのない感傷

不躾なほどの率直さ

携帯電話

2004年2月15日
私の携帯電話Jフォンなんですけど。つーかボーダフォンて名前になったんだっけ。
まあそんな事はどうでもよくて、どうでもいい携帯電話の機能について。
着メロに合わせて明滅するランプ。
あれ意味あんの?
主旋律に沿って点滅とか。ベースラインにそって点滅とか。
微妙だよ。どうでもいいよ。
あと、背中側のランプと頭のランプ、違う色を設定できるのも納得いかない。
メールと電話でランプの色を変えるのは分かるよ? でも、なぜ別々に設定できるんだろう…どう使えばいいんだろう…
もしかして、音がしなくても点滅具合で曲(送信者)が分かるように?! んなアホな…モールス信号の世界だよ…そして設定されていない曲もあるってのに。

あと、携帯電話って薄さとか軽さとかやたら強調するけどさーストラップ付けまくってたら意味ないよね。
昔、PHSを愛用していた頃、手の甲の幅(親指入ってないよ?)に隠れる長さ軽さの物があった。
もちろん、折り畳んで横に寝かした状態で。
あまりにも小さすぎて、ポケットに入れたまま洗濯機で回しちゃって廃棄しましたが。

携帯電話がMDプレーヤーみたくなったらいいのになー
画質より音質のが高めて欲しい。画質高めたら隠し撮りとか今以上に増えるだろうし。
ああ、そう言えば我が家に深く退蔵されているカメラセットを使いたいなあ。
父がむかーしむかしに買った物ですが、今どこにあるんだろう…つか、素人にはカメラって難しそうですよねーなんか数学的な計算も必要らしいし、めんどくさそう(爆)
っていきなり挫折かよ。

Love Letter

2004年2月14日 映画
私が岩井俊二を知ったのは中学生の頃である。
なんだっけなー今となっては理由を覚えてないけれども、夜中に居間にやってきて、テレビをつけたらフライド・ドラゴンフィッシュがやってたんですよねー。
ナンダコレナンカオカシイナンカフツウトチガウ。
と思いました。
そんで、目を離せなくなりました。
んで、自分の部屋にもテレビあんのに、ずっとそこで釘付けですわ。寒かったけど見落とすのが惜しくてジレンマだった思い出があるようなないような。

今思えば夢から覚めた余韻とか深夜だった事とか家族は皆寝ていた事とか思春期であった事とか(笑)何か色々な状況で先鋭化した感性にひっかかったんでしょうな、そういうのが。
ピーター・グリーナウェイとかスリップ・ストリームとかリングの高橋克典主演版とかも、この頃初めて見たんだよな。
グリーナウェイは夕飯時のTVKで、スリップ・ストリームはたまたま夜中起きたらやってて、リングもそうだったと思う。ありゃ怖かった。

閑話休題?
実はこの映画と同名の、もんのすごく大っ好きなオンライン小説がありまして。
でも今はもうない。
少なくともネット上には。
淡々とした日常描写とか、ヤマオチが激しくない所とか、似てるかも。つーか、絵オチって所も似てるかも(−−;;いやでも時期的にどうなんだろうなー。5年近く前なんだけど。
でも好き。
あれも良かったけど、これも良かったなあ。

つか、なんで青いサンゴショウ。
落ちた谷から歌だけ聞こえてくるのってクルな〜!! 悲惨だよ。悲惨さが際立つよ。情景が容易に想像できるよ。
白いクレバスに反響した声が次第に弱々しくなっていったり…な?←な? ってアンタ
姿は見えないんだけど、不安に思いながらも、ただ歌を聞く事しかできない仲間達。くあー(ToT)嫌な状況だなあ。

ラブ・レターだけど、言葉じゃなかったんやね〜つか、伝わってなかったのも泣かせる。
どうでもいいけど、失われた時を求めては最初の巻と最終巻は読む人が多いらしいので、中頃が狙い目だと思う。←ホントどうでもいいな!

ザッピング(笑)が途中ちょっとかったるいと思った時もあったけど、スゲー派手なヤマオチもなかったけど、こういうの好きだなあ。
リアリティ〜。
しかし豊川悦史はどこまで芸達者なのか。本当に気のいい兄ちゃんオーラが出てる。全然好みじゃないのに(爆)

順撮りですかねーアレ。ヒロコのラストが良かったです。中山美穂も、もしかしたら映画とかのがいいんでしょうかねー。
最後に岩井監督が言ってたのを見て思ったんですけど。
好きな物を撮るという言葉を聞いて閃いたんだけど、私が創作が苦しいのは、自分の作った物を好きになれないからじゃないかなあと思って。
自分の思い通りにならないから、私の理想が高すぎるから苦しいんだと思ってたんですけど。
いやそれもありそうだけど。
なんかそう言えば、自分が書いた話を好きか嫌いかという二者択一で迫られると、そう言えば自信を持って好きとはいえないな、と。

これはイカンと思いました。
自分が産んだ子はどんなに醜くても無能でも愛してやらねば。←は?
気に入らない子だから捨てるとか嫌だしね。なんとかその子の良い所を見つけて好きになりたいものです。
なまじ身近なだけに、嫌な所も拡大されますからねー。
じつぞんろん。

えちか

2004年2月13日 TV
はんしん論てのは、つまり──
神は偏在する遍在するって事が言いたいわけ?
万物に神は宿るなら宿ってないのと同じようなンガクク。

神に与えた愛は自分に帰ってくるってのはつまり──
私=神、あなた=神、私=あなた
私→【愛】→あなた=神→【愛】→神=私→【愛】→私

みたいな?
一方的な愛であっても、それは「神である自分」に帰ってきてるって事??
みんなで「神」を共有してるから???

聖書を適当に開いて、そのページに記された言葉に従って刑罰を決めるという場合も、最初から決まってた事だからしょうがないって事?
いやでもこれは歴史的にすぴのざのが後か。

なんちゅーか大事な言葉を平仮名にしてますが、アクセス元表示したら飛んでくる人多くて。
多分、あいでんてぃてぃ・でぃふゅーじょんという名前をつけた我がサイトも勘違いして飛んでくる人多数と思われる…
あいでんてぃてぃとかな…!

全然高尚な話とかしてねえのに、心が痛むわ。多少(爆)。

ところで次の次のサイトデザイン考案中なんですけど!←ほざけ
天紅を意識した作りにしようかなーと思って。テンベニですわ。
ってまた間違って検索しに来る人いそうな。違うで。別に色町の話なんかしてへんよ。
実物の天紅がみたいんですが、写真載せてくれてる所がみつかりませんわ〜
アイフレームの中のフォームから全画面表示に移行するやり方が分かんなかったんですけど、自力で解決しました。
いやーこれで裏ページがアップできるわ。←それかよ!

おそらくtopを使う事は予想範囲内でしたが、どこにどうやって付ければいいのか全然分かんなくってネ!
多少不恰好でもと思ってもターゲット指定も受け付けないし…
まあ、1ページ前からフレーム解除すればいい事なんですがね。他にも色々、代替できるやり方はあったんだけど。

でもでも!
アイフレーム内からのリンクの方が美しいから。
ソースも見栄えがいいし。誰も見ないだろうけど。つか、ソース見てもパス書いてないけどさ。

無駄に労力を費やす、それが道楽の極み。
あーあー(慟哭)

今回ちょっと特殊な事をしましてー裏をパスワード制に作り変えたのです。
んで、ボタンを押したらフレーム解除でウィンドウ全部が裏に切り替わる、てのをやりたかったんですがー。
テキストリンクなら、フレーム解除の方法も分かってる。できる。
でも、パスワードフォームから飛ぶようにしたので。ボタンとフォーム内、どちらのどこにどう設定すればいいのか、全く分からず。

フレームでのリンクはどこのハウツーサイトも説明があるんですけど、アイフレーム内からのフレーム解除リンクはどこにも解説がない。
マジで。
最後に探したのも、なんかジャバ用のソースを試してみたら当たった感じ(爆)
私の探し方が悪かったのかなーでも検索したんだけどなー色々。当たりそうなソース入れたり。

いやーともかく、これで心おきなく裏に取り掛かれます。
 
 
ちなみにタグは<form onsubmit="top.document. location.href= this.pass.value + ’.htm’; return false">
未来の自分が忘れた時のために。
フォームからリンクを張って、ウィンドウを増やす事なく、同一ページ内でフレーム解除の術。

パトリオット

2004年2月3日 映画
おっかしいなーログイン状態を保存にチェック入れてるのに毎回入力を強制されるのはなんでだろー…

ええー! それ都合良すぎだろー! とツッコミたくなる所は多々あれど、楽しめる所もあったと言う事で覚書。

次男を殺されてキレてズバズバイギリス兵を殺す所。
森の中を飛び回る父さんが逆光でゴーストのように…って演出ですな。
問答無用で三男と四男を引き連れて長男を取り戻しに行くのが燃える。強い父親って感じ。
でも獅子奮迅の活躍を見せるパパに息子達も引き気味。
夜眠る時、浮かされたように「イギリス兵を殺せて良かった」と口走る三男と、父親の手に触れられるのを嫌がる四男の対比がウツクシーね!

その場で弾込めしてたヨ……いや寝室に置いてあったんだから、常に一発目が撃てる状態にしてある方がおかしいかもしんないけどさー…
えーと確か、火薬入れて、棒で突いて、玉入れて、棒で突いて、って繰り返すんだよね。
戦争中に銃を連続で発射する事の困難さを表すセリフで、
「君達は銃を二発撃ってくれればいい」
「イギリス軍相手に二発は大変だぜ」
「だから、三発撃てとは言っていない」
とか言うのがあるんですけど。柵もなしに、のっぱらで銃を撃たされるんだからそりゃねー逃げるわなー

あと犬はいい。
グレート・デーン。主人に忠実そうな所。折れた耳とか長い首とかがかわいい。
しかし、無防備に大切な日記や大切な犬を馬車で運ぶかね? あれでも護衛してたつもりなんだろうか。

最後、次男を撃ち殺したイギリス将校と戦う時、アメリカ国旗をパイクみたいな使い方してたので、馬が痛そうでかわいそう。
最初っから人間狙ってればいいのに。
死にそうになって呆然としてる時、アメリカ国旗を振りかざして走る味方の背中を逆光の中に見るのも絵的に綺麗。

しかしあの頃の戦闘て児戯めいて儀式めいていて、本当にあんなんで戦争になったのかと思ってしまうんですが?
のんきに音楽鳴らしてたり。
隊列組んで、突撃(チャージ)しか能がないのでしょうか。
順番に銃を撃ったり。

そういやテーマ音楽がドラムを叩く少年の歌がモチーフになってると思うんですけど、アレなんて言うんだっけかなークリスマスにかかるやつ。
東から来た三賢人の先導をして、少年がドラムを叩きながらイエスの所まで歩いてきたとかいう感じの歌詞だったと思うんですけど。
ラパパンパン♪
とかいうやつ。英語の歌詞だったので、そこぐらいしか覚えていない…ヨ!
あれはなんかこう、アメリカを、みんなを導いた人ってイメージで作ったのかも知んないけど、日本人の私には馴染みのない曲だったので、なんら感慨を覚えませんでした。

ラストで、いつのまにか赤ん坊がさりげなく増えてるのにもビビリました。いつのまに!

婚約者が協会の中で焼き殺された事にキレた長男が敵の指揮官と一騎打ち? の所も良かったです。牧師が打たれながらも、自分が弾込めした銃を長男に投げ渡すの。泣かせるー!
しかし倒れ方からして怪しいのに、爪が甘い。もう5、6発ぶちこんでから生死を確認すればいいのに。

アメリカ国旗が作中とても大事に使われていたわけですが。
あの頃って実際どうだったんでしょう? アメリカという国についての考え方は。
今のアメリカ戦争映画とか、逃げる時に国旗も必ず持って逃げたりするのがビビる。自分の命が危うい時なんだから、捨て置いてもいいと一般人は思うんですが…
もしかして日本の自衛隊も、日本国旗に対して信仰をもってるのかなあ?
それとも、王を頂かないアメリカの特殊性か?

国旗掲揚に違和感を覚えていた小学生だったもんで過剰反応かしらね?

しかしメル・ギブソンて表情豊かだなー
ネイティブ日本人の私は英語の微妙なニュアンスの違いなんて聞き分けられないけど、彼の演技は分かりやすいです。ちょっとオーバーかな? とも思ったりするけど、それって逆に海外から見れば、日本人の演技は無表情っぽく見えたりするって事なのかもね。
表情筋の発達の仕方も違いそうだし。
アニメとかでも顕著だもんね。アメリカのアニメとか感情表現がスゲー大げさですもんねー。

愛国主義を家族愛に摩り替えられてるような気がするんですけどー。
家族を守るためにはって事なんだろうけど。人の悪さがクローズアップで、今一国とかが出てこなかったのがパトリオット? って感じ。
生まれはいいけど無能と怯惰と放蕩で家を潰した父親を持つ、冷酷な実力者って燃えるなあ…
しかし、敵も味方も助けたのに、バンバン殺されていく虚しさってのはどうなんだろうね。ヒドイヨー

敏捷なゲリラ戦と家族萌えでした。
アメリカ人はみんな腰抜けだ。金かミサイルがないと人殺しもできない。
とかゆいながら、そのアメリカにお願いされたわけでもないのにノコノコ入り込んできて、アメリカ文化にどっぷり浸かり、アメリカ様のお金を施していただくとは何事よ(笑)
矛盾を感じないのか(^^;

結局アレですね、自尊心を保つ為に攻撃してるだけなんだよネ。
自分のいる場所を高くするために、他人を引き摺り下ろしてるんだよネ。
テレビに出て私生活を切り売りしつつパパを公衆の面前で跪かせて「許すよ…」とか言っちゃうような方々とあんまし変わんないよネ。

いや別にアメリカマンセーとか思ってません。独断・独善・独裁のニホイを嗅ぎ取ってますよちゃんと。
しかしですね〜祖国を離れて大嫌いな国で暮らすのってどんなもんなんでしょう。

なんか地味系のお話だったけど面白かった〜
ダフネは男を二種類に分けてる感じがしました。自分を支配する男と、自分が支配できる男。前者にはもう完全服従だけど、後者には強気ですなあ逞しい。
ラストはなぜか毛皮のコートで飛行場に現れ、「私は祖国の裁判で戦います」みたいな事を言っておられます。その脇で女が「レイプ犯を撃ったのがアメリカなら、あなたは英雄よ」みたいな事を言っておられます。
どうでもいいけど、彼女の上司の金髪美人、とても好みでした。←はあ?

あとキャスターのニッキーが「撃って!」って言う所。
彼女にこう言わせたのは、道義的な理由とかじゃなくて。
「エディの仇を討って!」
って言う。
「ここであなたが撃たなければ、この人また無罪になるのよ!」って言う。
金持ってるもんね。金がなくなったって、売名したい弁護士がウヨウヨ寄ってくるでしょう。
「こいつを自首させるくらいなら、ここで死んだ方がマシよ!」って言う。
被害者の家族の気持ちってこんな感じだと思う。
死んだ恋人そっくりに、獲物を仕留める前に一休みしてそんで撃ったジョーディに、「ありがとう」って言うもんね。
大事な人を殺しておいて、しかも全然反省してない奴には、やっぱ死んでほしくなるものでしょう。

しかしあのハゲキャスターすごかったね。
彼の人間性は同僚の間でもきっと地に落ちまくってると思うんですが。ハデな生活のわりに、葬式にあんまり人来なさそうな。
ウルグの残したデジカメ咄嗟にパクる所といい、あそこまで人非人っぷりを発揮されると、いっそ清々しい。
つか、友人が殺されてるシーンのフィルムを、買っちゃうんだ!
なんでも金で。

金満弁護士もすごかったッスね。
最初は「検討中だ」とかって弁護を引き受ける事を渋ってたくせに、カメラが回り出した途端「私は彼を必ず助ける!」とか誰に向かってアジってんだよオイとツッコミたくなるようなナイス豹変っぷり。
アメリカの弁護士って口ゲンカ王のイメージがあるんですがどうでしょう。
日本の弁護士も、離婚する時揉めて大変だったりする事もあるらしいですが。←えらい玉虫色やな!

エディがねーロバート・デニーロがまたウザイかわいいオッサンなんですよ〜
キャスターの彼女にプロポーズするため鏡の前でレッスンするロマンス・グレーを思い浮かべてください。
う〜んキモカワイイ。
テレビではものすごいヒーローに祭り上げられてる彼ですが、普段の生活はなんら特別な所もなく、オヤジギャグも飛ばすし地道な捜査もする刑事。
最期の暴れっぷりが素敵でしたー私もああやって死にたい。
しかし彼、あんな中盤で死ぬとは思いませんでした。
熱血若手&冷静親父の組み合わせなら、親父が死ぬのはエンディング近くですよね大体。あんな中盤でデニーロを殺すとはねー

ジョーディも母親が東欧系だったそうで、「アメリカ」というものについて思う所あったのかしらどうかしら。
しかしダフネに舐められてるし、どうも危なっかしい印象。いつ彼が「有名になるのはオレだ!」とかメディア毒に染まり出すかと思ってたんですが、最後まで熱血でしたねー
警察を差し置いてエミルを連れて行こうとした時、カメラ用のパレードがやりたいのかと思ってたら私刑がやりたかったんですね〜
そんで、正当防衛に見せかけて殺そうとしたんだけど、エミルが銃を握らなかったんで結局撃ち殺さなかった、と。私怨で人を殺したら、有能な弁護士を雇えるだけの大量の金がない限り、厳しい処罰が下るでしょうしね。
そんで「金がないと人殺しもできねーのかヨーばーかばーか」と好き放題犯人に言われる始末。

でも犯人のエミルは精神異常を訴えれば無罪放免になり、精神病院に送られた後に今までのは全部演技だったとバラせば映画化権やら著作権やらで色々金が入ってくる上に、アメリカの法律では同じ事件で二度裁かれる事はない。
ああんもう!(爆)
だから最後はスカッとしました。
テレビキャスターを殴った時も、警察のおっちゃんは微笑を浮かべて頷き、警備員のおっちゃんは「よくやった!」と声をかけます。
なんか正に最後の良心て感じよ。

エミルのが目立ってますが、自称監督のロシア人ウルグの方がキレっぷりでは上だったんじゃないかなあ?
「オレが監督だ! オレに命令すんな!」とか言っちゃってさーフィルムの為なら人殺しが目の前で起きても何も感じないのな。
ダフネ(の家)が燃えてる時も、あのエミルでさえ黙り込んでたのに、こいつは何も感じてない。いつでもカメラ第一。常に回し続ける。
富も名声も独占したエミルに怒って、タダでテレビキャスターに狂言犯罪? を暴露するシーンを収めたテープ渡しちゃうし。「あれはオレの映画だ!」……ズレてる、ズレてる。
あまつさえ最後には、自分自身の死に際さえ演出しちゃうイカレっぷり。
ここまでくると、アンタ立派だよ……
ある意味アーティストだよ……
クレジットにこだわる所とか。

ところで昔捕まえた犯人にある事ない事言われて職を失ったジョーディですが、また復職するんですかね、もしかして。メディアの新たなヒーローとして。
いや、テレビと提携したりはしないだろうけど。
わー初めてレビュー機能使うーどんなんよこんなんよ。

指輪の1が出た時もこれ放送してましたね。イライジャ・ウッドよりジョッシュ・ハートネットの方が好きですが。ショタはちょっと…←誰も聞いてません

ところであの編集の仕方は如何な物か。
エイリアンの存在を疑ってたジークとスタンが主人公達を信じるのが唐突に思われ。
襲い掛かってくるような気配を漂わせていた先生はどうなったの?
なんでエイリアンを信じてないくせに、異常に焦ってんの?
そういう疑問を置いてけぼりにして、逃げるように学校を出て検問を無視してジークのおうちにゆく六人。

そこでマウスのオスカーを実験体にして、いつのまにか手に入れていた寄生生物を取り付かせ、キュッと握って殺し(ギエー)、解剖して麻薬ぶっかけて脱水効果で寄生生物を殺すジーク。
どうやってソレ(エイリアン)手に入れたんですカー? つかそんな脱水効果マジにあんのー?
という疑問の応えはセリフのどこにも見つからない…

えー脳みそ絞って推察するに、生物の先生に部屋に閉じ込められて六人まとめて襲われたもののなんとか撃退し、死体から寄生生物が出てきたってところ…かな?

そんで先生はブッ殺したので追いかけてこなかったし、先生から出てきたエイリアンを入手したので、その存在を信じるようになった…のかな?
多分。
しかしあのカットの仕方はどう見ても不親切ちゅうか無理矢理二時間枠に治めようとするからこんな事に…
私なら別の場所切ってると思う。

まず襲い掛かってきたデレイラが逃げてった後にクスクス笑ってるメアリー・ベスのシーンをカット。←怪しすぎる
首チョンパになってクトゥルフを想起させる女教師のシーンをカット。←自分が首を落とした女と付き合う気になる男の神経が知れないというか首が歩いてるシーンがとてもショッキング
スタンがコーチの様子を見に行った後、すぐカット。←あんまり長い場面じゃなかったけど
これぐらいで大切な時間捻出できると思うなー

ジークの家でメアリー・ベスが怪しいと思ってしまいましたので、私が脚本書いたら彼女を電波系に変化させると思う。取り付かれると態度豹変するという条件にもあてはまるし、そもそも転校生である彼女の以前の状態を知る人間がいない事から、もっと疑われてもいいんじゃないかどうなのかその辺みたいな。
電波ならいきなりクスクス笑っても許されるし(違う意味で)パニック映画には必需品の「私達みんな死んじゃうのよー!」とか言って狂言回し的に使う振りをして親玉。
やっぱキングよりクイーンの方が萌え燃えるネ!

ストークリーもいっそ真性レズと言う事で、愛の力でエイリアン・クイーンに変体したメアリー・ベスと戦って欲しい。そして愛破れ触手で腹に大穴を空けられつつ「愛してる…(ガク)」とかやってほしい。
でもちっとも心の痛まないメアリ・ベス。なぜなら彼女は女王ダカラ!

あとデライラは一体いつエイリアンに寄生されたんでしょうか…アタシアホヤカラヨクワカンナイ…
一人で先に逃げちゃった時? でも翌日「警察に行きましょう」とか言うのおかしくない? 警察署にも仲間を増やしたかったの? でも既に黒人警官に感染してたのに?
ネズミに使った寄生生物の残りが移ってたとか? 全然そんなシーンはなかったですが、そもそもカットされまくりなのでありえない話ではなくない?
いやでも前者っぽいか…
それなら何故主人公達と行動を供にしていたのかという疑問が…クイーンが側に一匹置いとこうと思ったから? でも「早くこの街から逃げるのよ」みたいな発言もしてたんだっけ。
普段から自分勝手な女だから、何も疑問に思わなかったけど。

他にも、なぜジークの家で発現したのかという疑問が…
って今閃いたんだけど(つまり今まで考えつかなかったんだけど)お互いがエイリアンでないかどうかを確かめる為に、みんなで水分断ちしてたんじゃない?
でもそんなのセリフとか説明一切ナシで確認のしようもないんだけど!
んで我慢の限界を超えて、とうとう正体表した、と。
クイーンは平気だったのかな? クイーンの方が頑強だったのか、あるいはクイーンを助けるために姿を表したのか…
しかし、この推理も確かめようがない……

でもまあ、ジョッシュのアホいかわいい髪型が見れたのでよかった(笑)
高校生に見えない、というかまさか好きな教師の側にいる為に留年し続けてるとか言うオチですか?
しかし公衆の面前で「テメエのケツに(後略)」とか言われてキレずに冷静な辺り、面白おかしい性格ですね、彼も。
好きな女なら好き放題言われてもオッケーですか。ラリってると思ってたのかな。いやそれにしても、私なら口どころか手も足も涙も出てしまいそうですヨ。

プールを泳いでる時、クイーンの姿からメアリー・ベスに変わる所とか綺麗っぽい。マッパでプールをたった一人で泳ぐのってちょっと倒錯的?
ところで彼女、額広すぎて気になる。人間じゃないみたい(爆)
最後デライラもすごいっすね。変わり身が。とりあえず目立ってる男なら、誰でもいいんだね…テレビ局が引いたら、速攻で振られるのは目に見えてるのに主人公も満足げです。

ラストのスタンは満足げだし、ストークリーという真の理解者も得られた事だし、過不足がなさすぎて二人の印象は薄い(爆)
あと、先生! 首取れたよね、先生? いいの? 大丈夫なの?
エイリアンが取り憑いてる間は、どんなケガしても大丈夫だった模様。車のガラスを素手でぶち破ってた事からして、きっと寄生生物は人間の体組織の硬度及び強度を自在に変えられるナイス機能をお持ちなんだよきっとそうだよ。いやでもあのシーンはマジでお子様に見せたくない場面ですが。

ところで話の中でクイーンさえ死ねば殺さなくても良かった人って、皆にドケチと罵られた校長先生だけ? 親玉と間違えられて殺されるなんて…しかも頭撃たれたからどうにも救われない。
もしかして生物の先生もかな??
年を取っていたという理由だけで適合せずに死んでしまったおばあちゃん先生もかわいそう。
メアリー・ベスなんて死体も残らなそうだけど。
無駄死にって嫌いだー。田舎町という設定だし、もう少し助かる人が多くてもいいんじゃないかなー
つーか、ホラーが元々好きじゃないと気付きました(遅!)

ところでエイリアンもののお約束としてクイーンが実は子供を産んでいたってのがありますねー。
子分達は増える時に遺伝子配合しなくて(婉曲的?)単体で分離してたですけどークイーンはどうなんでしょう。
「私達の星はね」と言ってたけど、「私達」て自分と子分のことかなー。自分と同等の存在が他にもいるって事かな…
ま、2があっても見ないだろうけど←結局
こういう、中身に関係ないタイトルつけると後で探す時苦労するんだよなー…

「そーいやさー音羽組ってあんじゃん?」
「川津系の? うん」
「そこに戸島さんていんの知ってる?」
「あーいるいる」
「俺のいた族のケツモチでさー」
「へー」
「こないだ駅前でぐーぜん見かけてよー」
「オレ最近会ってねえなぁ」
「これからしばらく会わねえよ、そん時パクられてる最中だったもん」
「マジで?! ダサー!」
「だよなあ」

そういや、ヤのつく自由業が出てくる話も書きたかったんだっけ。
不夜城とか読んで一瞬吹き上がったんだよね。
中国マフィアとかーワケの分からん階級とかー萌えー(最低)
暴走族は美しくないからなー
なんかねー江戸時代から続いてるヤクザ屋ってどうよ。元博徒。ジロチョーみたいな。

関係ないですが高校時代、インテリヤクザという渾名の教師がいました。
紫グラデの眼鏡かけてて色白で怪しかったのです(笑)
ちゅーか2、3年時の担任教師は渾名が組長でしたけどね。
……いえ普通の高校です。
たとえ学校にサーベル持ってくる教師や体育で軍隊走りさせる教師がいても、普通の高校と言い張りたい。
私が幽霊に呪い殺されたら、その幽霊をしばきまくるね。

数々のカップルを呪い殺すカーブ際の幽霊とかさ。
絶対、カップルの恨みを買いまくってると思うんだけど。

その辺どうなのよ心霊事情。

幽霊になるとみんな友達になっちゃうのか?
違うだろ。
もし本当に幽霊が存在するなら、幽霊同士で争ったりするだろ。
そうしたら、悪霊を倒す正義の幽霊とかいてもいいだろ。
違うんかい?
正義の幽霊はいちゃいけないの?
そういうシステム?

外国で死んだ仏教徒の魂はどこへ行くの?
たとえば神式で葬式されたクリスチャンの場合は?
なんとなく?
そういうの誰が決めんの?
どういうシステム?
気合?
心掛け?
なんも考えてない人間はどうなんの?
どこにも行けないの?
それともまとめて面倒見てくれるような所があるの?
それは仏式か神式か?

どうでもいいですが。←え
 
 
史実に忠実って事は、史実に書かれていない事は書いてもいいって事なのか?
三谷幸喜って前にも坂本竜馬を書いて大コケしてんですよねー…
最終回前の何回かは、次回予告放送時にまだ脚本ができてなくて「まだ脚本ができてませーん! どうなるんでしょうかー?(←ホントにな)」とか俳優が喋ってる姿が映し出されてましたが。
出来もまあ、泥縄ですわな…
反町隆史が人斬り役でメチャカッコ良かったぐらいか…
大河ドラマでも、幕末モノはコケる、というジンクスがあるそうですよ…!

しかしNHK大河史上初めて「!」をタイトルに付けた男、三谷幸喜。
それだけでもアンタやっぱスゲーよ。
それだけのドラマで終ったりして。
いやいやいや。
武蔵が最高に視聴率悪かったみたいですからネ。
期待感で最初のうちは良さそうかも。
ホラ、森内閣の後の小泉内閣みたく。

主人公に隠し子発覚とか、ヒロインが逞しすぎるとか、脚本がつまらないとか(爆)色々理由はあったみたいですが。
しかし、肩幅のある女性は本当に着物が似合いませんね。
身長が高いと日本女性って感じしないし。
米倉涼子自体はけっこう好きなんだけどなあ。
男っぽくてサバサバしてていいんだよね。
でもミスキャストだって思ったもんよ。

和泉元弥が毛利元就やった時だって、案の定時輔役の渡部篤郎の方が人気出てんじゃん。
いたたまれないよね。
あの兄の活躍っぷりに対して。
キャストって誰が、どうやって選んでるんだろう?

しかし「新撰組!」の近藤はアホっぽくていいですね。
ハハ。
芹沢鴨、山南敬介、伊藤甲子太郎。
彼に粛清された人間を見ると、そこはかとなく傾向が読めてくるなりよ。
美化されて悲壮感を煽りまくるクソ脚本なんかより断然いいね。

ああ、新撰組ドラマがコケるのって、この辺が理由かなあ。
泥臭い真実よりも、夢の膨らむ幻想の方がいいじゃないか?
でなきゃ誰も沖田を美青年にしないだろう?

私の嗜好は逆ですが。

三谷幸喜がNHKで脚本落したらどんな事になってしまうのか…
彼が書く連続モノはアレだと評判だからなあ(笑)
そういやアレも香取慎吾が出てたじゃないか…時代は違うけど政治モノっていうか。
大丈夫か?
一話完結は面白いのにね。
短編向きって事なのかなあ?

心霊現象と新撰組

2004年1月11日
私は幽霊とか心霊現象とかを信じてません。
神も信じてないし。
しかし、もし私が幽霊だったら心霊現象を放映する番組に対して

 他人様の不幸を面白おかしくプロデュースしやがるんじゃねえよクソ野郎

との意気でもって、むしろ番組関係者を呪いますが。
そしてまことしやかに「幽霊が発生した原因」を語る霊能力者達に対して

 他人様の過去を捏造するんじゃねえよこのペテン師が

との意気でもって、丹精込めて呪いますが。
自分が現世に残る原因を間違えて世に広められたりして怒らないモノですかねえ、幽霊って?
また、それが真実だったとしても、視聴率の為に世間様にご披露されちゃっても怒らないモノですかねえ、幽霊って?
いや怒らないという心の広い幽霊もいるんでしょうが?(笑)
自分の過去を暴き立てられて怒る幽霊が一人もいないなんてのはねえ、おかしいでしょう。

もしも本当に幽霊がいるなら、ね?
自称霊能力者とか言って他人様の不安を煽ってツボ買わせたりするような人間を呪っておいたりしないですかねえ?
私が幽霊になったら、ぜひともそうしますが。

そしてもし自分がホモに捏造されて日本中で婦女子に面白おかしく読まれていたりしたら。
呪うね。
私は新撰組を初めて見た時「なんだ、チンピラじゃん」との見解しか持ちませんでしたが(爆)
いえ、小学生の頃の話です。

例えば自分の信念を貫いて真剣に生きた人間が、死した後にホモとしてその名を汚される事について寛容な心で受け入れられるものなのか。
ホホ。
やっぱいねえよ、幽霊。
私だったら怒り狂って、呪いまくるね!

ちなみに池田屋事件で生き残った人を司馬亮太郎が作中でアッサリ殺してましてねー
誰でしたっけ、その人の子孫が作家になっていて、その事を直接司馬亮太郎に告げたら「あちゃー」とか言ってたらしいですよ。
うかばれませんね。
オレ生きてるっつーの! みたいな。

いえ、私は特別に新撰組だーい好き! とか言うコでもないんでどうでもいいんですがね。
攻めだろうが受けだろうが○○だろうが好きにして下さいのココロ。
ただ、私が新撰組隊士だったらマジ勘弁のココロ。
好きだったら何してもいいのココロ。

そうそう、以前気が向いて「新撰組」で検索かけたら、イラストも置いているサイトに辿り着きまして。
そのサイト、それぞれの隊の隊士や武具やら色々網羅的にデータを載せてるサイトだったんです。
土方歳三がロンゲで妙に女っぽかったのが印象深いです(微笑み)。
そしてものすごく詳しいデータが載ってるサイトなのに、年表や事件表等では新撰組が「何をして、どうやって」発足したかだけが書いてないんですね。
ご丁寧にも「新撰組設立についてどうしても知りたい方は、メールでお問い合わせください」だそうです(微笑)
いやあ、私は新撰組について何も知らない蒙昧な若輩者ですので、とても気になる所ですねえ(^^)

今度の大河ドラマ、「新撰組!」はこれまでの新撰組像を破る、とても史実に忠実な物なんだそうです。
どうやって新撰組が誕生するのか、とても楽しみです。
フフ。
つーか、土方歳三が三角はぁとな時点で何やら嫌な予感がしますが。
杞憂杞憂。
しかし藤堂平助が中村勘太郎? アレはないだろ。

肉食獣の爪ってさーなんでああいう形なのかっていうと、獲物をひっかけて捕まえやすくなってるんだって。

そう言えば人の真っ直ぐで分厚い爪を見て、蹄みたいだと思った事があったっけ。
つまり、私の爪は(肉は好きでもないが)肉食獣に近いのだな。
薄く鋭利で、湾曲し抉り出しやすいような形。
体育がバスケの時とかさー大して力入れてるわけでもないのに他人様に流血させちゃったりするとホント弱るわけですよ。
爪も別に長くないのよ。
ただデカイだけで。

指先の肉が薄いから、どうしても鍵盤に当たってカチカチ音を立てるのよ。
イライラするのよ。
深爪して血が出るほど切っても駄目なのよ。
当たるのよ鍵盤に。
神経質ですねんワタクシ。
そう言えばあの頃よく二枚爪になってたんですが。
野菜を食べないわけでもないのに。
ピアノを止めたら治ったような…気のせいか?

どうやら私の爪は人よりデカイだけでなく薄い。
そして弱い。
と言う事に気付いたのは大分成長してから。

とうとう剥がしました。
甥っ子を抱き上げようとした瞬間に、爪に全体重がかかって、めきりと裏返しになるゾッとするような感触がはっきり伝わってきました。
より恐ろしかったのは、推測通りに爪が本当に折れ曲がっているのを目撃し、なおかつ血が出てなかった事です。
意外です。

しかし恐ろしさのあまり私はじっくり患部を観察する事もできませんでした。
普段なら、小説に生かす為ケガした箇所を丹念に(略)。
いやービックリしました。
爪って、肉とビッチリくっついてるものかと思ってましたけど。
折り返された爪の下からピンク色の肉が見えましたが、血管とかは見えませんでした。
一瞬だったのでよく分かりませんが(爆)

映画とかだと爪が剥がれると、爪のあった場所全体が血に塗れていたような気がするけど…
そうでもないんですねー。
出血も全然激しくなかったし。
爪が外側に折れ曲がった際、支点になった場所からちょっと血が滲み出たくらいで、バンドエイドをしてますが赤い色は滲んで来ません。
こんなものかー。

とりあえず外側に折り畳まれてしまった爪を何事もなかったかのように元通りの位置に戻し、バンドエイドで固定しました。
今見たらなんと爪はくっついたようで、ちょっと外側に折ってみようとしてもなんともなりません。
ていうかこれ以上は怖くて力を入れられませんが。
爪の先から5ミリ強の所を支点に、爪の端から中程まで切れ込みが入って折れ曲がりました。
自分の爪の内側の肉を見る事なんてそうそうないので、今となってはじっくり観察しておかなかったのが悔やまれます(爆)

しかしまあこの情動を、と言うかトリビアを(笑)いつか小説に生かす為ここにメモ。
ところで、爪の根元ってどうなってるんだろう…って多分この辺が拷問で使用される部位。
そういや、ペンチかなんかで引っこ抜いてたか…
言いたいような知られたくないような微妙な気持ちv こんな事で昔のモノが役に立つとはな…
しかしドイツ語の分かる人間に見られたらハズカチーなあっ(><)
ちなみに私がドイツ語の発音で自信があるのは一つだけ。
「これはドイツ語でなんて言うんですか?」
意味あるのかよ…
私の喋る英語はフランス語っぽいらしいんですがそんなん習った事もないわ! ぼんそわ? びしそわ?
イタリア語の方が心惹かれる。何か惹かれる。

友人が中国語習ってたなあ…そして中国人を好きになって大陸まで追っかけていったんだっけ…アレ? 順序逆だったかな?
とにかく、恋人を作ると言葉を覚えるのがすごく早いらしいですよ!
そりゃそうだ!

しかし十歳前の子供でも
「君のお父さんは罪深い人だよ。夜空の星を盗んで、君の瞳に閉じ込めてしまったんだから…」
とかペロッと言うイタリア男は今一信用なりません。
そういう企画のテレビ番組があったんですが、腰抜かすくらい慣用句的に口説き文句をべろべろと吐きまくるイタリア人男性達に改めて文化的相違を(略)。
しかし、人の父親をイキナリ罪人扱いとは如何な物か。

カルチャーショックはそれを楽しめる余裕があれば面白いものです。
アメリカでは子供を一人にしたら親が捕まります。未成年者保護の義務がどうたらで。
つか虐待と見なされるんだっけな? だからベビーシッター業が盛んなのかも。
車に子供を置き買物してた日本人観光客が、警察に取り囲まれてしまったのは事実です。
これなど相当楽しめませんね。

州にもよるでしょうが、飲酒運転は即免許取り上げです。
酒で身体能力が低下した状態で運転し、人を害する可能性を承知していると言う事で、「殺意在り」と見なされるそうです。
殺意…ですか…
飲酒運転で殺人罪ですか。
なんだかアメリカの刑務所って無法地帯のイメージが強いんですが…テリブル。
初夢〜昼バージョン〜
近所の幼馴染み三人と組んで、悪戯するんですよ。何をしたかも忘れました。
が、それにマジ切れするヨっちゃん。
人づてにその話を聞いた私は、初め余裕だった。
「え〜そんなわけないよ〜」とかなんとか言ってたと思う。
が、そのヨっちゃんはどうやら悪戯をした四人組のうち、二人の男の子を殺っちゃった模様。←殺すと書いてヤルと読む

その頃私は噂を鵜呑みにせず、「だ〜いじょうぶだって〜」もう一人の女の子に言っていた。
が、その女の子が携帯を取りに? 外に出て行った時、運悪くヨっちゃんがモノすごい勢いで走ってきて襲い掛かる。
そしてボコ殴り。女の子の顔を。マジギレで。家の中からガラス越しにそれを見ている私。
「ええー?! なんで?!!(−−;」

どうやらヨっちゃんはサイコ野郎と化したようで、目付きが尋常でない様子。一体夢の中で自分がどんな悪戯をしたのか誰を対象にした悪戯だったかさえ覚えていないのに…
大して怖がっていない事からも危機感は薄く、少なくとも人の命がかかるような悪戯ではなかったと思うのですが。

それはともかく、この夢は一体何を表しているのでしょうか(^^;
ヨっちゃんは別に怖い存在でも電波系でもなく、偉そうなわりに二つ年下の私と同じくらいの身長で、当時から既に口のまわるお子様だった私に非常にしばしば圧倒されていました(笑)。
第一幼馴染みと命のやりとりをするような悪戯を仕掛けた覚えは無いです。なんつーか、通り魔的な怖さでした。

初夢〜夜バージョン〜
行けなくなったサイトに行けるようになって、ワーイという夢。←単純な!
これは実現すると嬉しいなあ!
絵も文もすごくうまいけど正直文の方が好きだったサイトが終ってしまったりすると非常に複雑な気持ち。その方今はセミプロとしてカードやらネットゲーのキャラ絵やら描いてるらしいです。

絵もとても素敵なんですが文章が! ああもう文章がスゴかったー
作品数は少なかったけれども、文体というか間合いというか言葉の選び方が絶妙で、短編でものすごい大事件が起きるとか心理的葛藤が繰り広げられるとかいうわけでもないのに、物凄く強烈に惹かれる物がありました。
その作品をして「トラウマになった」とリンク集で紹介されるほど。

なんでだろう? わりとありふれた情景、地味系な描写だったんですけど。
どうしても残るんですよね。
今となっては一文一文思い出す事なんて出来そうにも無いんですが、情景描写が穏やかに積み重ねられていく様は印画紙に浮かび上がってくる写真のよう。
その鮮やかさを見た時の情動だけは忘れられません。
ネガポジのように焼き付けられた想い。なんつって。
初めてああいうスタイルの話を読んだので、とても新鮮だった。
ファンタジーでも、スゲー事件とか起きて無くても全然平気だと思った。

あーでも絵も上手いんですよ本当に。
天は二物を与えるね!
でも私は絵より文を書いてほしかった…こんなん実際言った事ないですが。微妙ですよね、こういう感想。
たとえば、ファンタジーを書いてる物書きさんに「この現代物最高に面白かったです!(以下三十行ベタ褒め)」
これは嬉しい物でしょうか。どうでしょうか。

少しも嬉しくない、て事はないでしょうが、切ないですねえ自分なら。
「私が本当に書きたいのはアッチですねん…」とは言えないし。
まあ、自分が書きたい物を書くしかないか。

いやとにかく、そうして二度と読めなくなった小説をまた読めたらいいなあ…ああっ本当に!
名前しか聞いた事のない八甲田山雪中行軍の映画を見ました。
BSハイビジョンとCSN1でほぼ同時刻にやってたよ。なんでやろーと思ったらだいたい同じくらいの時期にあった事件なのね。一月の終わりから、二月の初め頃。微妙にずれてません?

本州最北端にある八甲田山で冬季訓練をする軍隊の物語。
自然に逆らわずに少数精鋭で臨む第五連隊と、数を頼みに力押しの第三十一連隊の意地の張り合い。
小隊にも満たない三十余人で行軍する第五連隊代表チームの隊長が高倉健。
雪山をよく知ってる人間だけで構成した精鋭部隊ですな。
五個小隊プラス随行する上官小隊の総勢二百十名を指揮する隊長が北大路欣也。
後者がまた指揮系統が乱れておりましてね〜三國連太郎が憎らしいのなんのって。
隊長の頭越しにブイブイ命令下しましてね〜上官部隊には加山雄三もいましたね。美味しい所取りの役で。
これだけの数の役者が参加するのもだけど、スタッフも大変だったでしょうね。

しかし正月初めからこれですかい! と言いたくなるほど暗い気分と言うか重苦しいですわ。
個人的には間接話法でバチバチ千切りたいシーンなどありましたけど、完全版なのでしょうがない。
モノローグを朗読するのはサムイっすね。アタシ、あれにはついていけそうにないです。
文章じゃないんだから、セリフとか演技で魅せてヨと個人的に。
妙に稚拙に感じてしまいました。

関東沿岸でのほほんと暮らしている私の雪に対するイメージこそ稚拙な物で、冷たい・解けると水になる・空から降ってくるといったようなものなんですが(恥)
豪雪地に住む方の持つ雪のイメージと、やはり全然違うのでしょうね。
私の母は長野の生まれなんですが、こっちに来て何が驚いたって、日々暮らしやすい気候だそうです。なんて過ごしやすいのかと。
母の実家は県内でも南の方だったので、雪自体はそんなにふらなかったそうなんですが。
その地で暮らす従姉妹の冬の制服には、ズボンが付いていました。スカートの他に。

私なんかはマジ雪を体験した事がないので、夏場は東北羨ましいな〜と気楽に思ってしまう人間ですが。
このように甘っちょろい上官が自分の頭に乗っかって得たら嫌ですねえ。そんな映画です。←え

雪ってのは本当にもうどうしようもない物なんでしょうね。
人間の努力や人間の計算でどうにかできる物じゃない。
当たり前? でもそれを実感として分かってる人間と知らない人間の差ってのは、時に命すら別つ事があるものなんだろうと。

軍隊なんて上官の命令には絶対服従ですからね。
部下のミスは上官のミスですよ。でもねえ。
寒くなると血が頭に回らなくなって、気がオカシクなるそうですよ!
恐ろしい…
トイレとか大変そうでした。
恐ろしい…

吹雪を避けて、眠らないよう立ったまま円陣を組んで一夜を越す様は雪原に佇む山羊の群れのよう。
普通なら子供が一番内側に行きますが、この場合最も暖かい内側には、雪山を舐めきった上官がいます。
彼を両側から支えて歩いてきた隊員が倒れると、後ろから歩いてきた別の隊員が上官だけを起こして、両側から支えて歩き出すんです。それまで彼を支えてきた二人の隊員の体を跨ぎ越して。
恐ろしい…
なんて厳正なるピラミッド。
その上官、特に体力があるわけでもなく、頭がいいわけでもなく、みすみす部下の命を危険に晒す命令を出し、しかも人の手を借りなきゃ歩けない状態でありながらそれでも上官なんですよ。
私なら捨てるね。

こんなような洋画、前にも見た事ありますわ。なんかねー潜水艦に乗ってて、嵐だかなんだかで緊急事態になって、でも艦長が速攻でパニクって電波拾い出すんですわウフフ。
緊急事態にパニクっても何らメリットがないのでウザイですねえ。←穏やかな言い方
部下達が力を合わせて困難を乗り切るんですが、さて助かった艦長はどうしたでしょう?

1、涙を流して喜んだ
2、部下の功績を自分のものに
3、それどころか命令違反として軍法会議に

ありていに言って3です。ひゃっほう!
部下がいなけりゃアンタ死んでたんだぜ?!
つーか、偉そうにするならそれなりの根拠を示してほしいんだぜ。
アンタが一体、どれ程の事をやったと言うんだいベイベー★←婉曲な言い回し

なんちゅうか、頭の悪い人は頭使っちゃ駄目だなーと思いました。
バカは引っ込んでな、バカ!とか言う意味じゃないです。
人間適材適所です。
頭の使えない人は体使うとか心使うとか言葉使うとか顔使うとか他に使いでがあると思うの人間玉石混合だから。

山を知らないなら山を知る人間に大人しく任せるべきだったのにねー
いつでもどこでも変わらぬ姿勢ってのはエライもんだねえ(アイロニー)
軍隊てのは怖いねえ。そして恐ろしいのはこれが実話を元にしてるって事だねえ。

この遭難を機に、軍隊の訓練課程が見直されたらしいけど、見直さない方がよっぽどバカですよねえ。
でもまあ、こんなの後世に知識をつけた人間が言える事で、その場で悲壮感を煽りあってストイックに軍国主義をマットウしたがってる男性達には考えもつかない事なのかもしれないですね。ああ、滲み出てますか毒が。

雪山を案内する人妻役の秋吉久美子がかわいかった〜純朴そうで、雪ん子のようだった。
つーか、女性率がメチャクチャ低い。
中隊長の奥さんと、秋吉久美子以外に長く映った女性…覚えてない…
つーか、秋吉久美子もセリフ2,3個でしたよ…華がない…

そういや、二隊に分かれた兄弟がいるんですが、片方が遭難して死んだのを、同時刻になぜかもう一方が分かるんです。場所が場所だけに、イタコとか連想しましたよ…
死体を見つけても背負って帰れないしね…
「死体を背負ったお前が倒れたら、お前を助けようとした人間が倒れる。(中略)全滅だ」みたいな事高倉健が言ってたヨ!
泣くと涙が凍りつくような寒さの中を、重い装備を背負って膝まで埋まる雪の中を歩く歩く。

イヤ。絶対イヤ。
私、脱走兵になっちゃうだろうなあ…それとも意外に、マジメにやっちゃったりするのかなあイヤだなそれも。
しかし、あの最後のネタは意外だったなー。不思議ネタ?

二百人中、生還したのが12人か。でも連隊長は「全滅かと思ったが…」とか言ってた。オイ。
ホント、見得とか意地とか無知ってヤバイなあ。
無能な上官が一番ヤバイけど。
これはもう雪と同じでどうしようもないね。
雪に対するイメージが変わりましたよ。いつか雪の怖さを書けたらなあ。
 少女は問う。
「どうして人を殺すの?」
 男は応える。
「それが俺の信念だからだ」

 
信念!
便利かつ困った言葉だね。
「これが私の宗教的信念ですから」とか言われたらもうどうにもならないよ。
はあ、そうですか。としか言いようがない。

いついかなる時も、このキャラはこういう行動をする! 絶対にこの道は外れない!
そんなワケはない。
人間てのは、影響しあって、変わっていってこそナンボのもんじゃないの?
最初から最後まで徹頭徹尾同じ反応しか返さないなら、コンピュータゲームと同じですがな。
つーか、何も学習してない感じで切ないねえ。
登場人物が色々拾っていける長編を書きたいと思うのですけどーしかし、その辺のゆらぎをあらわそうとするとなあ…だから他人の心理なんて作れねえって…!

自分の思想のために死ねる人間て怖いね。
とりあえず私は「死なば諸共玉砕アタック」に巻き込まれるのはゴメンだ。とか言いつつ、土壇場で恥の為に死んじゃったりしたらイヤだなあ…
平和ボケ上等ですよ。甘受甘受。
今童話モドキの小説書きなおしてんですけどね、つか既にアップしてんですけどね? 何げに隠しかあれは? もしや? 

誰かのおかげで幸せになれた、ってのイヤなんすよ。誰かのせいで不幸せになった、ってのもイヤなんすよ。
誰かの存在があったから幸せになるきっかけができた、て事はあるだろうけど、なんつーか自分を幸せにしたのはオノレだあ! みたいな。
誰かのせいで不幸になったと押し付けるのは楽かもしれんが、その誰かを選んだ自分にも責任があるっていうか。

まったくもって「人のおかげ・人のせい」ってのはないんじゃないかと!
他人が悪い場合も往々にしてあると思いますよモチロンうん。でも、1%も自分に責任がないか? って言ったらどうなんだろう。

たとえば誰かが救いの手を差し伸べてくれたとして、でもその手に気付いたりその手を掴もうとする自分自身がいなければ、幸せにはなれないよーな。
また逆に、誰かのせいで傷付いたとして、その誰かを信用したのは自分だし、無防備すぎなかったか、その人に対する知識を持とうとしていたか、とかそういうの。
そうやって考えると、100パー責任転嫁とかできんでしょ?
他罰的な人間てけっこういるけど、「私男運悪いの」とか言ってもそんな男を選んだのは自分なわけだし、更には人を見る目を養わなかった自分自身に責はないのかと。

まあ確かに、自分が今不幸な理由を他者に求めた方が精神衛生上よろしい。たとえば前世の因縁とか悪霊とか電波とかニ○ル星とか(爆)おっとヤベー方向に話が行ったな(笑)

「私は○○があったから今幸せになれたの」とか言っても、それを見つけたり選んだりしたのは自分自身じゃないかな?
ちゃんと助かりたいと思い、助かろうと努力し、そうして他人の介添えがあって助けられた。そんな考え方どうですか。
これが言いたかった事ですか話の中で。しかし伝わらなそう(爆)

とゆーか、他罰的な考えやめよーよ、と言う。神様が出てきてみ〜んな解決〜みたいな話は書きたくない。
えと、もちろん犯罪行為はフォローしてませんよ私?(−−;

なんていうかなあ。「私が幸せになれたのは、私自身の力なんかじゃないの。全部、あの人のおかげなの」
みたいな考え方がイヤっていうか…なんかこう、もうちょっと自分の力を肯定しようよ! みたいな。
おんぶにだっこで幸せになったんならそれはイヤだ。
って事でもあるかも??

私は人の力を信じる! なんつってドリームチェイサーか(吐き捨てるように)

書き手の思想が否応なく入るのが小説というものでしょう。が、キャラの考えと私の考えが必ずしも一致するとは限らない。
ツッコミながらとか反論しながら書いてる事もありますよ私は。
他人の思想を具体化するのは疲れるっちゅーねん。

他罰的なのがイヤって事の裏返しかなあ…?

歌を聴かせて

2003年12月9日
聴くだけで脈拍の上がる、そんな歌はありますか。理由も分からず、付随する感情の名前すら知らず。
いや、理由はあるはずなんだ。ただそれに気が付いていないだけで。無意識の意識。

例えば歌詞と似たような体験をしていて、感情移入が過多になるとか。
その音楽と、それを聴いた時に在った興奮状態とが記憶の中で深く結びついているだとか。
なんだろう? なんなのかな。
どこから来るんだろうかね、この感情は?

誰もを等しく感動させる歌などないから、この感情は自分だけのものだ。感動する人が多いなら、自分と同じような感性・体験をした人間がそれだけたくさんいるという、ただそれだけの事。

ハッキリ言って、歌ってる人が嫌いなんです。ファンではないんです。むしろアンチです。
だから、認める事に時間がかかりました。
 
好きだよ!チキショー。敗北感ー。
私はガキなので、作品と作者とを分かち難いんです。
作者が嫌いになれば作品も視界に入れません。
歌いません。読みません。

人の能力と性格とは割と結構比例する物ではないみたいなんですが! むしろ夢か何かだと思いたい。
ああそう多分、一時的な熱病のようなものだろう。
エロス的愛はすべからく幻想だ。
おっと、用法が間違ってるとかそういう細かいツッコミは聞きたくねェー!
つーか、エロて。アンタ。

人間の脳内には「愛」を生み出す物質と言う物が否応なくあり、そいつの寿命は三年らしいです。なんでだかは、忘れた。
だからこの感情が三年後もまだ続いていたなら、その時は本物だと認めてやる事にする(大上段)。
往生際悪いよ!!てか、どれ程嫌いなんだよ(笑)

幻滅してゆく瞬間を一つずつ確認していこうと思います。←歪んだ愛?(失笑気味に)
ああこれこそが、心理学で言う所の「認知的不協和」ってヤツなのか?
それすらも認めたくねェな!!(><)

 大丈夫だ、この想いもいつか消える。
 こじあけて例外を置いていかれた不愉快さもいずれ消える。

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