自衛隊がいるのはしーあ派の地域だよね?
んで、誘拐されたのはすんに派の地域。
んで、交渉を仲介したのはすんに派の法学者がふせいん政権後に作った新興組織。独裁政権下で最大勢力として甘い蜜を少なからず吸ったであろう人々。
それが英米の強烈なツッコミにより、くるど・すんに・しーあと、皆平等にやろうぜ? って事になった。
少数民族のくるど人はもちろん、大喜び。最小勢力として常に追いやられてきた自分達の勢力図が拡大したんだから。
しーあ派は最初は歓迎してたけど、今は苦い顔。すんに派の向こうを張れる唯一の対抗勢力として、次代の実質的な政権を握れるのは自分達だという自負があったから。
すんに派はふせいん政権下で優遇されていたから、粛清された人も一番多い。権威は確実に下がる。
そこへ誘拐事件が多発。すんに派の法学者達が集まり作ったほうがくしゃ協会は交渉役としてテレビにも出演、人質達にも友好的。これからも更なる活躍の場が与えられる事は必至。

この解釈、おおすじでは間違ってないよね?(^^; 

ところで解放された時のビデオ映像、だいたいいくらぐらいだったんでしょう。

まとめてて思ったんだけど、なんかこれ、どっかで見た勢力図なのよ。
三つ巴なんだけど、実質一対一の構図。
ライラ共和国だ(爆)
くるどがタマラーで、しーあがスカイア、すんにがドネガル…ってもうヲタはしょうがないね…(自嘲)

他人の国の事に口出すとややこしくなるね。

対立構造があっても、すんに派の人間がしーあ派の土地にいる自衛隊についてまで言及したりする物なんだろうか。宗教の解釈が違っても、同じ国の人間だし。
「死ぬかと思った」「本当にばぐだっど?」タメ語で助けてくれた人達に話し掛ける彼らの様子からは、生死の危機に晒されていた悲壮感はなく、丁重な扱いを受けたのは本当みたいですね。

キルギスで誘拐された日本人なんて、汚い身なりで髭ボーボーで解放されてたよね。

らち被害者の家族は、自分の子供や孫が無事でも、快哉を叫んだりしなかった。
他の、安否が分からないらち被害者家族の事を思いやって、手放しでは喜べないと言った。
何年もの間生死の分からなかった我が子が生きていると知らされても、沈鬱な表情だった。

武装勢力に誘拐された家族がいて、生死も分からなくて、どんな扱いを受けてるのかももちろん分からなくて、心配で不安で、そんな時更に誘拐された人がいる事を知って、でも自分の家族が解放された事を知った場合、本当に大声で「やったー!」「ばんざい!」と言えるものなんだろうか。
私は気が抜けてしまいそうだ。後に誘拐された二人の家族のように、インタビューにもまともな返事をできないだろう。

ところでコイズミ首相、犯人側との裏取引については「ノーコメント」それって合ったって事…? なかったら「ない」って言うのでは……結局金の力か?(爆)

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