翻訳って微妙だなあ

2004年4月17日
てゆーかソレ、改竄じゃねーのTブーS。
ナイスパフォーマンスだと私も思いましたが、いかにもそらぞらしい。そうか、こういう時にのばが役立つのか。

11日あたりにどれいみ族の部族会議が行われたらしい。ちょうど日本では情報が錯綜していた頃。

解放された三人の洋服がビデオと同じなのに真新しいのは、誘拐犯達が丁重に扱った事をアピールしたい為?
いやでも無理矢理のーこいずみとかあらーあくばるとか叫ばせて喉元にナイフを突きつけていた映像は一体。いらくのために働いている人間だと分かって、態度が豹変したって事?

そういや遭難した18人くらいの大学サークル、二百万円くらい払ったらしいです。総額二億円くらいの税金が使われたと思ったけど。

ただでさえ自衛隊で税金が温泉(かけ湯)のように使われまくってるのに、これ以上使わせんなよというのが本音か。
「じえいたいのせいで死んじゃったあーあ」という気持ちより「これだけ金使っても結局無駄なんじゃん」という気持ちが強い。
とりあえず、今回の事件で派遣反対活動をしている団体のイメージがすごく悪くなった。
自分の信念を貫き通す為なら、他人に迷惑をかけてもやむなし、と。

ところで本当に、タダで解放されたんでしょうか。水面下で何らかの約定とか金とか物資とか動いてないんでしょうか。
私が誘拐犯なら、他国の民意動向より、政府そのものがどういう対応をするかを重視しますが。
しかし、アメリカの空爆によって築き上げられた被害者イメージは壊したくない所。私ならここらで一発メディアを利用したプロパガンダをぶちあげるけどね。もしくは、被害者イメージをより強調する悲惨な映像でもいい。
「焼き殺す」と言っても実行すれば今度はこっちが加害者だ。逆に、他国に自国を攻撃させる大義名分を与えてしまう。言質を取らせないためにも、発言は慎重に、首尾一貫して。ああ、逆にあれこれ言って相手を混乱させる方法もあるか。
でもそれよりは、譲歩する形で望む物を引き出す方向に持ってくね。

あるかいだってのは理論武装した教養の高い集団で、犯行声明文などには分厚い論理が展開され、非常にしばしば聖典からの引用句があるそう。
誘拐したグループの手紙にはそれがないから、イデオロギーがない、教養がない集団、と判断されたよう。
三枚の手紙はそれぞれ書き手が違い、アメリカに対する修辞句がそれぞれ違い、文面が明らかに違う事からもそれは伺えると言う。
最初のはわりとしっかりしてて、二番目のは文脈に整合性がなく、最後のは簡潔だとか。一番はあれこれ考えた末、二番は混乱していて、三番はグループの意思が統一された、って所だろうか。

「日本で活動してくれた人達のおかげ」というけど、政府機関だって実質的な行動をしてただろうし、なによりほうがくしゃ教会に働きかけたのも政府なのではないかなあ?
違うの? 民間団体がほうがくしゃ教会とコンタクトとってたの??
この教会、政権倒れてから発足したらしいですが、今回の事件などによりその発言力が国際的に重要になりそうですね。
そういえばほうがくしゃ教会の人がびっくりしてました。
「人質の安全を考えて移動も秘密裏にしてたのに、着いたらあるじゃじーらがいた」と。誰が何をどう利用したかったのか。

しかし私は、あの放送局こそ危険だと思うよ。どうにかしたかったら色々どうにかできるもんよ。
テロリストの発言だろうがなんだろうがジャンジャン流しちゃうでしょう。
正直、信頼性低いよね? ウラのない仲介役を平気で画面に登場させたりするし。情報源が不透明すぎるし。

残ると言うのも、なんとなくやっぱりなと思った。今の日本では彼らを英雄扱いするどころか、イラク以上に生きにくい国だろう。
イタリア人は死んだのよ? 本当に嫌だ。

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