アナザヘヴン

2004年3月21日 映画
貧乳であるというだけで、たとえ元ホテトル嬢でも清純派に見えるMAGIC。

一度見たきりで忘れていた映画だったので、けっこう楽しめたヨ!
謎が多いけど、それだけに深読みするのが面白いんだよね〜取り憑かれるとなぜかみんな赤い服を着るのは暗示的だし。つか、いきなり押せ押せで迫ってくる笹本ミナ、怪しさ大爆発だっつーの。キャラちげー!

それにしても驚いたのが、”アサコ”に”チヅル”という名前。自作オカルトに出てくる女性名が麻子にちづるっていうんだよねー…なんじゃろこの符号。もしか私、この名前気に入ってたのか?
それとも、この名前に付随するオカルトチックな映像情報が長期記憶として保存されちまったんだろーか…無意識の意識? コワ!

テレビ版では加藤晴彦演じる無線ヲタが主人公で、大沢たかおのケツ追っかける話…だよねっていいのかこの言い方で(笑)
さりげに画面の端でモブに交じってたりすんだよね芸細かい。
テレビ版では宇宙人だったよなあ、黒幕。
でも映画版では、未来から”落ちてきた”人間。

テレビ版の筋は大沢たかおが確か貴重な純潔地球人で、本上まなみとくっつけない為に悪の宇宙人達が彼女の小さい頃から運命を操作しようと云々。
未来は混血化がますます進み、”落ちてきた”人間も純粋な地球人ではないって事か? あれ? 記憶違い?

「兄さん、悪意が淀んでるよ…!」

さすが飯田譲治。つーか最後の説明くさい台詞群いらなかったんじゃねーの? ワカンネーって奴はほっとけよ。つか、それこそが魅力じゃん? 分かんなくてもそれなりに楽しめるじゃん?
一から十まで全部解説されると、チラリズムがなくなるんだよ! 色っぽくないんだヨ!

でもさー結局、テレビ版の方でもマナブゥがどうなったか分かんなかったんだよね…?
飛鷹も行方が分からなくて、無線ヲタは最初、彼を追っかけてたんだから。
木村はゴミ捨て場にいたけど、死んではいなかった扱い? 「死んでる」とは言われてなかったか、そう言えば。だってテレビ版でベッドの上に寝て、柵捻じ曲げてんの見たもんよ。
まさかそれも記憶違い?(−−;;

しかしなぜ、未来から落ちてきた液体人間がマナブと寝たがるのかが分からない。というか、木村に入ったままでも寝たかったんだろうか…飯田譲治の話って常にフォモ臭がそこばくと漂うよな。
「一つになる」とか言ってたし、液体だし、粘膜接触による感染じみた侵入経路も考えてみたのですが、チューしてたしね。それで移れるなら、その時に移るよな。
お子さんを作るのが目的? 同族を増やすのは生物の根源的なプログラムってか?
マナブも純潔地球人だったのか? 純潔地球人て特別な力とかあったんだっけ? そうだっけ?
テレビ版でも、大沢たかおは別に超能力使ったりしてなかったけどなあ? アレ? 最後の方はそうでもなかったっけ? 時間遡ったりしてた??

そういや足打たれて右耳打たれてた魚住くん。彼テレビ版にも出てて、結局乗っ取られてたんだよね。どういう事だ? 悪意は分裂する…?
液体の人は自分の事を「人間だ」と言いはってたけど、マナブ達は「人間の悪意の固まりだ」(←妖怪かよ)みたいな事を言ってたな。
どっちなんだ結局。宇宙人か、宇宙人でもないのか。第三の存在みたいな?
うあー…テレビ版が無性に見たくなってきた…

タイトル下のリンクから、同じ作品についての他人のコメントが読めるもよう。面白いなコレ!

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