花粉戦争

2005年3月5日 趣味
ISBN:4150111995 文庫 田中 一江 早川書房 1997/07 ¥903

欲しい。
ない。

ったくさあ!

隠し剣だってけっこう探したんだよね
TRPGの雑誌で資料用に良い本だって目にしたからさあ
あちこち回ってようやく手に入れた時は嬉しかったよ
手に入りづらいはずさあ
収められてる短編の全てが、私が生まれる以前に書かれたものだった・・・
どうりで女性の描かれ方が封建チックでいただけない

ところが映画化で今じゃどこの本屋でも見かけるよチキショウ
私は女人剣さざ波と臆病剣松風が好きだな! 松籟松籟〜
強い男が剣を振るっても普通に見えるわな
やはり時代小説での差別化はキャラとかで表したいな私は

あーもーなぜ手に入らないかな
こんなに愛しているのに!←何をぅ

エルナ・サーガの十巻と最終巻も欲しい。

そういや犯罪と思しき物に関わっているかもしれない(笑)
でもまあ皆やってるよね(爆)
詳しくは秘密日記にメモっとこう
大した事じゃないんだけどなー自分的には

クローム襲撃

2005年3月4日 読書
君は聖オルガの微笑を感じ、彼女を感じる事ができる。永遠に。

わけの分からない文章と言うのが書きたいなあ。
え?私の頭が悪いだけ?
暗喩が過ぎて何を言ってるのか分からないのです
それとシリンダーとか当時女子高生だった私には何の事やらってかそれもどうよな気配だが機械系には全く興味は無く、技術の時間も埃の粒子が光を跳ね返してキラキラ光る様に発狂しそうなほど息苦しさを覚え。←大方てめえの部屋の方がよっぽど汚いだろうよ(笑)

頭の中に溜まる物をどうにか純化させたい。含有物が多すぎます…
純度の活性化には何が必要なのか。

ま。
そのうち。←それが最大の過ちだと何故気づかん!
夢の中だというのにしこたま頭を使う。
馬鹿なんだから無理させないでよ!

しかしここも全然消されないね
いっそ気持ちいいくらいに。

ヴァート

2004年4月27日 読書
 これは愛の物語だ。とっくに分かってるって?
 おれは長いこと、そうとは知らなかった。自分が、みんなに愛されてるって。


妹がいて羽さえあれば、この世は最高だぜ!
そこばくと病み気味なこのオビはなんなのか(笑)まあ、当たってるけど(爆)
これはサイバーパンクというのかしら? あまり機械チックなものが出てこないけど、なんだかファンタジーぽくも感じたよ。
ゲーム描写のせいかもしれないけど。

 〜砕いていえばこういう事。現実世界で一定の価値のあるものはなんでも、仮想現実の世界において同等プラス・マイナス0.267125の価値をもつもののみと交換可能である。そうとも、子ネコ諸君、重量や体積や表面積などはまったく関係ない。あくまでも、価値だ。失ったものがどれほど大切なものか、問題は、その総括的な価値だ。ふたたび入れ替えるには、合計でその価値に見合うものを用意するしかない。

主人公はヴァートで最愛の妹を失った青年。通称スクリブル。
少女の名はデズデモーナ。彼の実の妹にして恋人。
いきなり濃ゆいな。
スクリブルは仲間と共に、妹を取り戻す為に、ヴァートを求めて彷徨う。

このヴァートの定義がすごく掴みずらかったんですけど!
鳥の羽のように見えるものを喉の奥につっこんで、それで粘膜をなでると摂取できるらしい。コードで繋ぐわけでもないのに、その場で仲間と同じ場所にトリップできる。
麻薬でゲーム・ソフトでヴァーチャル・リアリティ? 多分そんな感じだ。

青い羽は合法、黒い羽は非合法、ピンクの羽はポルノ、黄色の羽は最高級品。金を出しただけじゃ手に入らない。ブラック・カードみたいなもんか?←違いそう
でも欧米でポルノって言ったらブルーじゃないのか? ピンク=エロて日本独自の文化かと思ってた。どっちかっていうと、ベビー・ピンクつって子供向けの色の認識じゃなかったっけ外国では? 実際、心理学的にもピンク色が与えるのは安心感だし。
ちなみに「管理者用」が銀色。この世に一枚しかない。

ヴァズの定義もよく分からない。エンジンから、髪から、セックス時まで、色々な物にぬりたくる。おそらくジェル状で、潤滑剤とか興奮剤とか色々な物が入ってたりするらしい。無機有機問わず使ってるので、どちらにも使用できるか、あるいは多くの種別がある。

「あたしは、むこうへ行きたいのよ、スクリブル。いっしょに来てほしい。来てくれるでしょ?」

知識は悦楽、知識は桎梏。
知識を求めて、イングリッシュ・ブードゥーの底の底へ。過去の思い出の中に、ソレがあるらしいヨ。
メタ・ヴァート「キュリアス・イエロー」で妹はヴァート世界へ行ったまま。引き換えにアメーバみたいなヴァート生物を手に入れる。←いらねー!
これって等価交換(黙れ、ヲタ)
なぜ黄色なんだろう? 日本じゃむしろ狂気の色っぽい。黄色い救急車とか。ってよく知らんけど。
管理者羽に対して「黄金」ではないんだよね。

「しかたないんだ、デズ。どうすることもできない。おれはそれほどきみを愛してる。というか、きみはそれほどおれを愛してないから」

お願いです、神様。僕は悪いことなんかしていません。
たぶん、幼いスティーブンはベッドの中でこうして神様に祈った事だろう。父親が理不尽な暴力をふるうたび。
この物語には初めから母親が欠けていて、作中でも一切言及されていない。彼は妹にそれを求めようとしていた? だとしたらそれは、あまり恋じゃないかもしれない。同士のような、共犯者のような…うーん上手くいえないわ。
母性の象徴というか対応するのがクイーン・ホバートかな。

「きみは真実を知っているんだ、デズ。信じつづけろ。いつまでも、おれのことを考えていてくれ」

Four is DOOR.
Five is LIVE.
昔、ネクラでイヤミなイギリス人が、黒い服を着てパンクを産んだそうな(違)。
その意味ではサイバーパンクの空気を一番表せてるのかもこの作者は。マンチェスター生まれのギタリスト兼劇作家兼画家であるからして。←悪いけどうさんくさー(笑)
God save THE QUEEN.

 思うに、おれのデズデモーナに対する愛情は、最初からデズデモーナがおれを愛する以上に強かった。だからこそ、デズデモーナがこの世界にとどまったことを裏切りと思ったのだ。一生の裏切りと。

メチャクチャに見えて、実はあちこちに伏線があったりするんだよね。
一度読んだだけじゃとても全体像を掴めないけど(私がアホだから?)、何度も読み返すと色々分かる事があってビビる。同じ台詞が違う場面で繰り返されたりとか、私好みよ。意外にこの人、色々計算してるんだわ(爆)?←無礼

「これはほんものの世界じゃないんだ、デズ。現実の世界は美しくはない。でも、そこがおまえの場所だ。いや、わかろうとする必要はない。おれのいってることを信じればいい。おれはおまえを現実の世界に帰すつもりだよ、デズ。できるかどうかわからないけどね」

じーゆーう。

2004年4月25日
言論の自由が保障されてるって素敵だね。
たとえ「取扱説明書に電子レンジに猫を入れちゃ駄目って書いてなかったじゃないの!!」とか「ニッサンのヘッドライトは盗難率ナンバーワンだって消費者に教える義務があるんじゃないのメーカーは?!」とか言っても、結局言い負かした方が勝ちなんだよなあ。
素敵な国だよね、アメリカって(微笑み)。

ああでもそう言えば、日本でもドラクロアの「民衆を率いる自由の女神」が片乳出してるのは女性差別だとかって訴えてたグループがいたなあ。
当時私は子供だったけど、彼女達が裁判を起こす事によって何を受け取りたかったのかがサッパリ分からなかったよ。
まあ、物じゃなかったんだろうけど。

「アメリカで同じ事をやったら英雄だったのに」憤慨する男性の言葉を聞いて、私はジェシカ・リンチを思い出した。
英雄。アメリカの聖女。
いやまったく、どれほどのアメリカ人が彼女を全霊で褒め称えただろうか?
沿道に出て快哉を叫ぶとか、「ジェシカ、あなたは私達のヒーロー!」とか紙に書いて窓に貼り付けるとか。ああ、凱旋記念パレードもやってましたね。
テレビでももちろん、なんかスゲー演出がなされていた。アメリカが誇る勇敢な兵士達が突撃して電撃的に救出されたタンカ上のジェシカにはアメリカ国旗がかけられている。さりげなく(笑)
この映像に、いったいどれほどのアメリカ人が涙を流しただろうか?

彼女の体には銃創などなかった。
なぜなら、道に迷った部隊がいらく軍とバッタリ遭遇、交戦中に味方同士の車が衝突し、それでジェシカは重症を負ったからです。
ちなみに彼女自身は銃が早々に故障した為一発も撃ってないそうです。

彼女が語ったインタビュー映像を見た事あるんですけど、病院にはイラク兵もいないのに、突然アメリカ兵が飛び込んできたとか。
看護婦は皆丁重に接してくれて、ある看護婦などは彼女の為に歌を歌ってくれたりね。
いやはや。
果ては記憶喪失で事件前後の事が思い出せない事にされちゃったり。
「皆が私の帰還を歓迎してくれたのは嬉しいけど、英雄として扱われる事に違和感を覚えた」だってさ。
正直に言ってるアナタは偉いよ!

そういや、彼女より前に捕虜にされた女性兵士がいたんですよ。捕まってる最中のビデオ映像を見た事あるんですけど、怯えた様子でまともに声も出せず、その顔は強張っていました。
確か補給部隊の人でした。前線で戦ってるわけでもないのに捕まるんだ、と思った記憶があります。
彼女は黒人でした。
ちなみに、ジェシカ・リンチさんはブロンドの18歳。雑誌の表紙になっても見栄えのする、なかなかの美人さんです。
そういえば「自己責任」発言に怒って高遠さんに小切手送った人、なぜ他の人質には送らなかったんでしょ? 「みんなで使ってね」とか?(笑)

外国の政府は自国民が誘拐されてもあまり騒がないそうな。聖職者きょうかいが言ってたよ。家族の事を心配して、あれやこれやあるじゃじーらとかに表立って家族や政府が働きかけるのは日本だけだと。なんか、日本を褒めてるっぽいニュアンスでしたけど。
そういえば外国の人質家族も、身内の誘拐を期に自論を展開するような真似はしなかった。ただひたすら無事を祈るだけ。動揺すれば誘拐犯をつけあがらせるだけで、大切な人の不利に働くだけだもんね。それでも感情を振りかざせるほど子供じゃないって事か。

もしかしてここに載ってるコメント、全部ネタじゃないの? 写真もフォトショとかでレタッチしてあってさあ。
ttp://2.pro.tok2.com/~higashi-nagasaki/g_a/G53-88.html
ttp://2.pro.tok2.com/~higashi-nagasaki/g_a/G53-89.html
そりゃー確かに殺意なくすわ。
「彼等は極限状態での取材状況を、ふざけた口調でオブラートしてるだけなのよ!」とまでは美化できんわ。元来オプティミストなもんで。

台頭手段
外患誘致罪
離間策
デモの条件
色々な事を覚えた。どんな信念を持ったとしても、私がアジったりする事は生涯ないだろう。
空港で記者団の前に入ってきた時、ガッツポーズをしていたあの人の証言。
ttp://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/hostages_in_iraq.html?d=21fuji37235&cat=7&typ=t
日本語話せんのか。誰やねんお前等。
ttp://www.sankei.co.jp/news/morning/21iti002.htm

その土地を深く支配する部族が、自分達の縄張りでそれも多数の人間が関わった事件をまったく知らないなんて事はあるのだろうか。
日本に住んでるとイメージしにくいんだけど、同じ名字とか祖先が同じとか宗教が同じとかそういうのってすごく強い絆になるんでしょ?

つーか、世俗政党ってなんやねん。敬虔ではない、て事?

そういえば、人質になっている外国人で女性の映像を見た事ってあったっけ?? うん??? まあ、私が覚えてないだけかもしんないな。
女性が弱者として扱われるって事は、子供の様に権利を有さないと共に守られる義務があるって事? 一人前としては扱われないって事かな? 客が来ても、一家の女は顔を見せちゃいけない…とか。太鼓を叩くように女を叩け! とか。

ttp://www.sankei.co.jp/news/morning/21iti001.htm
イッテに近い別の言葉を喋ってたのかもしれないけど、人質3人が何も言わないので何も分かりませんね。
誘拐犯達にゲストとして丁重に扱われ、アメリカン・ホスピタルでVIP対偶の手厚い看護を受け、機長の計らいで座席の半分を空席にしてもらい、政府にガッチリ庇護された彼等。
外国だとたとえ国政に反対していた人間でも、国が全力で守るのは当たり前、また守られるのは当然の義務、という考え方が主流なんですね。
なんつーか、政府に期待しないのが当たり前な国、ニッポン(笑)の病巣の深さを見た思い。もっと甘えるべき? いやこれも文化ですか?

しかし、撮影したカメラのメーカーとか、編集したコンピュータの事まで分かるんですね。ふわー。
焼却した書類のインク反応を読み取るとか、ハードディスクを読み取るとか、なんかそんなような話なら聞いた事あるんですけど。
ちなみにCDはメイドインいすらえるだったっけ。一体どんな情報が読み取れるんだろう…
そう怯えてるようには見えなかったけど…ゲストとして丁重に扱われたって言っても、やっぱ心理的な重圧がすごかったって事?
解放されても、自分がどこにいるか、誰が信じられるかも分からない状況では、私なら萎縮しきってしまうと思うなあ。それともこれが無気力症候群てやつ?

つーかソレって!!
ttp://www.sankei.co.jp/news/040418/sei039.htm
こういうの、専門家に見せれば分かっちゃうものなんですかねえ? 行動心理学とかなんとか? テープ冒頭…そんなマヌケな…使い慣れてなかったから?
しかし三人も大筋で認めているって「この映像を見ろ、彼らは本気で怯えてる!!」と同情し主張した人達がかわいそうだよ…本当にさ…
まさかこの記事自体も演出?!(爆)

1秒2500円!
ttp://2.pro.tok2.com/~higashi-nagasaki/gs/G53-44.html
いやそれでも私は行きませんよ。

「ジャーナリストなんてのは軍人以上に死んだって可哀相とは言えない人達だと思います。軍人には行動選択の自由がないけど、ジャーナリストは好きでそこにいるんですからね」

自覚してるじゃねえか(爆)
ジャーナリズムを中毒に例えていた人がいたっけ。カメラを持ったら映さずにはいられなくなる、危険地域を見たら飛び込みたくなる、隠されたら暴き立てたくなる、中毒症状のように。
「金のため」ってだけなら、逆に人間としては健全なんじゃないか? という気がしてきた…

つーか、いいんですかコレは。
ttp://2.pro.tok2.com/~higashi-nagasaki/g_a/G53-61.html
人間の盾用にいらく政府が提供した寝床・食事をもらって実際やってるのは取材活動…すごいのは身内もネタにするこのジャーナリスト根性か。書いてないけど盾にも参加したんだよね?(−−;;
しかし、「人間の盾」をやるといらく政府から無料で食事や寝床が提供される事なんて初めて知ったよ。政府もNGOをちゃんと利用してるんだなあ。非政府組織っつーくらいだからあらゆる権力階級とは関わらないものなのかと思ってたけど、そうでもないんですね。
自衛隊がいるのはしーあ派の地域だよね?
んで、誘拐されたのはすんに派の地域。
んで、交渉を仲介したのはすんに派の法学者がふせいん政権後に作った新興組織。独裁政権下で最大勢力として甘い蜜を少なからず吸ったであろう人々。
それが英米の強烈なツッコミにより、くるど・すんに・しーあと、皆平等にやろうぜ? って事になった。
少数民族のくるど人はもちろん、大喜び。最小勢力として常に追いやられてきた自分達の勢力図が拡大したんだから。
しーあ派は最初は歓迎してたけど、今は苦い顔。すんに派の向こうを張れる唯一の対抗勢力として、次代の実質的な政権を握れるのは自分達だという自負があったから。
すんに派はふせいん政権下で優遇されていたから、粛清された人も一番多い。権威は確実に下がる。
そこへ誘拐事件が多発。すんに派の法学者達が集まり作ったほうがくしゃ協会は交渉役としてテレビにも出演、人質達にも友好的。これからも更なる活躍の場が与えられる事は必至。

この解釈、おおすじでは間違ってないよね?(^^; 

ところで解放された時のビデオ映像、だいたいいくらぐらいだったんでしょう。

まとめてて思ったんだけど、なんかこれ、どっかで見た勢力図なのよ。
三つ巴なんだけど、実質一対一の構図。
ライラ共和国だ(爆)
くるどがタマラーで、しーあがスカイア、すんにがドネガル…ってもうヲタはしょうがないね…(自嘲)

他人の国の事に口出すとややこしくなるね。

対立構造があっても、すんに派の人間がしーあ派の土地にいる自衛隊についてまで言及したりする物なんだろうか。宗教の解釈が違っても、同じ国の人間だし。
「死ぬかと思った」「本当にばぐだっど?」タメ語で助けてくれた人達に話し掛ける彼らの様子からは、生死の危機に晒されていた悲壮感はなく、丁重な扱いを受けたのは本当みたいですね。

キルギスで誘拐された日本人なんて、汚い身なりで髭ボーボーで解放されてたよね。

らち被害者の家族は、自分の子供や孫が無事でも、快哉を叫んだりしなかった。
他の、安否が分からないらち被害者家族の事を思いやって、手放しでは喜べないと言った。
何年もの間生死の分からなかった我が子が生きていると知らされても、沈鬱な表情だった。

武装勢力に誘拐された家族がいて、生死も分からなくて、どんな扱いを受けてるのかももちろん分からなくて、心配で不安で、そんな時更に誘拐された人がいる事を知って、でも自分の家族が解放された事を知った場合、本当に大声で「やったー!」「ばんざい!」と言えるものなんだろうか。
私は気が抜けてしまいそうだ。後に誘拐された二人の家族のように、インタビューにもまともな返事をできないだろう。

ところでコイズミ首相、犯人側との裏取引については「ノーコメント」それって合ったって事…? なかったら「ない」って言うのでは……結局金の力か?(爆)

翻訳って微妙だなあ

2004年4月17日
てゆーかソレ、改竄じゃねーのTブーS。
ナイスパフォーマンスだと私も思いましたが、いかにもそらぞらしい。そうか、こういう時にのばが役立つのか。

11日あたりにどれいみ族の部族会議が行われたらしい。ちょうど日本では情報が錯綜していた頃。

解放された三人の洋服がビデオと同じなのに真新しいのは、誘拐犯達が丁重に扱った事をアピールしたい為?
いやでも無理矢理のーこいずみとかあらーあくばるとか叫ばせて喉元にナイフを突きつけていた映像は一体。いらくのために働いている人間だと分かって、態度が豹変したって事?

そういや遭難した18人くらいの大学サークル、二百万円くらい払ったらしいです。総額二億円くらいの税金が使われたと思ったけど。

ただでさえ自衛隊で税金が温泉(かけ湯)のように使われまくってるのに、これ以上使わせんなよというのが本音か。
「じえいたいのせいで死んじゃったあーあ」という気持ちより「これだけ金使っても結局無駄なんじゃん」という気持ちが強い。
とりあえず、今回の事件で派遣反対活動をしている団体のイメージがすごく悪くなった。
自分の信念を貫き通す為なら、他人に迷惑をかけてもやむなし、と。

ところで本当に、タダで解放されたんでしょうか。水面下で何らかの約定とか金とか物資とか動いてないんでしょうか。
私が誘拐犯なら、他国の民意動向より、政府そのものがどういう対応をするかを重視しますが。
しかし、アメリカの空爆によって築き上げられた被害者イメージは壊したくない所。私ならここらで一発メディアを利用したプロパガンダをぶちあげるけどね。もしくは、被害者イメージをより強調する悲惨な映像でもいい。
「焼き殺す」と言っても実行すれば今度はこっちが加害者だ。逆に、他国に自国を攻撃させる大義名分を与えてしまう。言質を取らせないためにも、発言は慎重に、首尾一貫して。ああ、逆にあれこれ言って相手を混乱させる方法もあるか。
でもそれよりは、譲歩する形で望む物を引き出す方向に持ってくね。

あるかいだってのは理論武装した教養の高い集団で、犯行声明文などには分厚い論理が展開され、非常にしばしば聖典からの引用句があるそう。
誘拐したグループの手紙にはそれがないから、イデオロギーがない、教養がない集団、と判断されたよう。
三枚の手紙はそれぞれ書き手が違い、アメリカに対する修辞句がそれぞれ違い、文面が明らかに違う事からもそれは伺えると言う。
最初のはわりとしっかりしてて、二番目のは文脈に整合性がなく、最後のは簡潔だとか。一番はあれこれ考えた末、二番は混乱していて、三番はグループの意思が統一された、って所だろうか。

「日本で活動してくれた人達のおかげ」というけど、政府機関だって実質的な行動をしてただろうし、なによりほうがくしゃ教会に働きかけたのも政府なのではないかなあ?
違うの? 民間団体がほうがくしゃ教会とコンタクトとってたの??
この教会、政権倒れてから発足したらしいですが、今回の事件などによりその発言力が国際的に重要になりそうですね。
そういえばほうがくしゃ教会の人がびっくりしてました。
「人質の安全を考えて移動も秘密裏にしてたのに、着いたらあるじゃじーらがいた」と。誰が何をどう利用したかったのか。

しかし私は、あの放送局こそ危険だと思うよ。どうにかしたかったら色々どうにかできるもんよ。
テロリストの発言だろうがなんだろうがジャンジャン流しちゃうでしょう。
正直、信頼性低いよね? ウラのない仲介役を平気で画面に登場させたりするし。情報源が不透明すぎるし。

残ると言うのも、なんとなくやっぱりなと思った。今の日本では彼らを英雄扱いするどころか、イラク以上に生きにくい国だろう。
イタリア人は死んだのよ? 本当に嫌だ。
件の3人は14日には聖職者教会に身柄を移されていた模様。空白の二十四時間は、移動の際の身の安全を確保する為?

ちなみに13日のお話。
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040414AT2M1400514042004.html
国際政治の場では、こういう事していいんだなあ…
断ったら断ったで「え?! なにオマエ、人の命より金が大事なの?!」って感じだし、了承すればしたで「日本人誘拐すれば借金チャラになるんじゃん? やっちゃお★」とか言う事にもなりかねない。
というか、全面協力と引き換えにこんな要求しちゃうよるだんもしたたかというかいけずうずうしいというか。
政府が開発援助に千七百億円つぎ込んだ返礼がこれですかーベコーッ(へこんだ音)恐ろしい。

ああでもそう言えば、じえいたいの宿営地も土地代払ってんですよね。
私なんかは「助けに行ったのにこっちが金払わなきゃなんないの?!」とビックリしたんですが、そういうもんなんでしょうか。迷惑料?
オランダ軍は現地の事を調べて行ったから年間五十万円で土地を使える事になったけど、日本は最初その700倍の金額を請求されたってのにはビビった。億ですよ、億。
原因は初めから候補地を一箇所に絞って伝えてしまった為、相手に足元見られたって事らしい(微笑)ちょっとずつ値切って、今は年百万単位くらいで借りてるんでしたっけ。
見積もりはあちこちでもらわなきゃー。そして「あっちの方が安いからやっぱいいです」とかって駆け引きしようよ。向こうは金持ちから毟り取る事なんて屁とも思わない文化圏なんだからー。溜め込む事は堕落なんですってよー。
異文化交流に物慣れないのが島国根性かしら? というか、そんな適当な知識とロクな準備もない状態で行ったのかよーといっそ笑えた。

新たに誘拐された二人はどんなグループに捕まえられたんだろう。最初「中国人だ」って言いはったけど、パスポートにてあっさり日本人と看破されたらしいですが。
こんな時期にも情報を収集して、危険地域を避けて、金払って安全を買って飛行機でイラクに降り立った人もいるというのに。
平和ボケした日本人の為せる危機管理の甘さってヤツ?

イタリアの方、一人殺されましたね。彼と三人と、何が違ったんだろう。アメリカ側の警備員でもしてたんだっけ? あと、誘拐グルーブには複数の部族が関わってるらしい事か。

文章より映像の方が力強く感じてしまうなあ。人間の盾ってこういう事をしてたらしいです。
ttp://2.pro.tok2.com/~higashi-nagasaki/g_a/G53-46.html
別ページにはご遺体の破片の写真などもあるので、遡る時はご注意を。人間の体って、膨らむんですね。
西アジアのような国では部族単位で人が動く。
核家族化が進み、最低限度の家族単位ですら危うい昨今の日本に住んでるとサッパリイメージ湧かないけど。大昔のとなりぐみみたいな感じでしょうか?
あれだけの人数の男達が動いて、部族の長が知らないと言う事はまずない。だから情報も何かしら伝わってくるはずなんだそうです。
イタリアの方は男達はバラバラの民族衣装を着ているので、寄せ集めの可能性もあるそう。

いすらーむではやったら地獄に落ちるというくらい自殺が禁じられているが、特攻攻撃は殉教行為と見なされるらしい。
「力と手綱(戦闘武器)をもって可能な限り、彼らに敵対せよ、あっらーの敵は震え上がるであろう」byくらーん

いすらーむの銀行には利子がない。いすらむ法では、利子は不労所得なので取ってはいけないという決まりがあり、銀行では利子をとらない。取引手数料等は取るようです。

全然関係ないけど、そういや佐々木の入団会見で違和感を覚えた記憶があるようなないような←どっちよ
ttp://home.att.ne.jp/red/dateasia/kako/tai54.htm
あーなんか遡るとすごく面白げだ。面白い面白い。

微妙

2004年4月14日
地雷で死んだり、銃撃戦に巻き込まれて殺されるのは良くても、誘拐されて国との取引材料に使われて焼き殺される覚悟はしてなかったって事なのかな。

今日初めて、ご家族が感情的に政府をなじるシーンを見たんですけど。
「特殊部隊を派遣するのは駄目なんです!」と泣き叫ぶ五分刈りの女の人。
「そういう認識なんですか?!」と興奮して指をつきつける男の人。
ラジオの放送途中で倒れ、報道陣を引き連れながら病院へ向かう男の人。
「娘と息子の非礼は誘拐された家族を思っての事。申し訳ない」と涙ながらにハタチを越えた子供の行動を謝る母親。

自己開示を不得意とする日本人にしては、感情表現が露骨で不自然に感じました。恐縮したり謙譲する事もなく、声だけを荒げられると、どうも芝居がかって見えてしまいます。局も反感を煽るだけだと思ったのか、そのシーンを繰り返し放送する事はしてない様子。
こんな事を書くと本当に失礼なのは分かってるんですが、正直に書きます。
主張する事に慣れきった人間特有の傲慢さが鼻につくんです。
まるでアジのように感じました。あくまで個人の感想です。
五分刈りにしても茶髪にしても長髪にしても、自己主張の強い人間がする髪型。大学紛争時代を連想してぎょっとしたのは私だけではないみたいですね。

涙ながらに「政府は間違ってます」「人質を助けるために要求を受け入れて欲しい」と言われても。
国民一人当たり十万円以上の経済損失を与えた事や、日本政府が出した退避勧告を無視して彼らが自分の信念に基づいて行動した結果である事や、この後救出作戦などあったら命をかけねばならない人達の事や、誘拐さえすれば日本は大人しく言う事を聞く、とテロリストに誤解を与えかねない事には考えがいってるのかどうか。
それを理解した上で国に「犯人側の言う事を聞いてくれ」と言っているのなら。
例えば自分の家族が誘拐されたとして、とても心配なのは分かるし、助けたいのも分かるけど、それでもあそこまで自分達を正当化して主張できるかどうか。

一枚目と二枚目の手紙は差出人が違うんじゃないかと言われてますネ。
差出人欄にあるべきはずの国名「イラク」の署名がない。
「ヒロシマ」「ナガサキ」はアンチあめりかのテロリスト達の常套句で、間違えるはずはないんだそうです。それが、二つとも間違っている。たまたまの誤字であると考えにくい。
どこかの大学教授にバッサリ切り捨てられてましたよ。
手紙を書いた人間には、学がない。イデオロギーがない。つまりなんですか、ノンポリの集団が聞きかじった単語を手紙に書き連ね、解放と引き換えに自衛隊の撤退を求めたと?
さっぱりわけが分かりません。自作自演を疑う人も少なからず。

後絶たぬ邦人狙った事件 ttp://news.kyodo.co.jp/kikaku/kirugisu/back-5.html
別に自衛隊が行ってなくても、日本人は誘拐される。金持ってるから。
誘拐保険とかあるもんね。もちろん、ホイホイ金渡してたら相手だってつけあがってますます日本人誘拐が増えるわけですが。
しかし、何年も拘留されてあげく殺されるなんて、ホント割に合わないよ。

1977年、ダッカ事件で犯人の言いなりになった日本政府は身代金を払った上に、強盗殺人犯を釈放した。
その後世界中から「後に続くテロを助長した」と強い非難をあび、ふくだ官房長官のお父さんは政治生命を絶たれたんだってよ。
汚名より人命、それは美しい事ですね。
国際非難も、その後の邦人誘拐事件増加も、撥ね付けられるほどの信念があるのなら。

4月11日のとか、12日のとか。
ttp://hp1.cyberstation.ne.jp/negi/DEMO/
うーん。誘拐された人達は、かなり熱心に自衛隊派遣に反対していたようですね。
朝日新聞といえば、反対派として有名みたいっすね? んで、三人のうち一人は週刊朝日記者。危険地域における取材方法のノウハウが足りてなかった可能性も指摘されてますね…。

ttp://www.diary.ne.jp/user/31174/
この人、誘拐されて身代金払って戻ってきてます。怖いね。
何が怖いってこの人、自分がイラクに行く時に、「特異事態発生時行動指針」という書類を書いてるんです。

私の遭難時には「日本国政府はいかなる妥協にも応じるな。見捨てよ」という声明を即時に事務所を通じて出すことになっていた。国家の警告を無視して行く以上それは当然のことでありその一言が政府を縛る卑劣なる輿論の縄を切ってあげることになるのである。無論それは私個人の生き方で他人に強いることではない。

これほどの覚悟が必要な事なのか…。
後から気付いたんだけどBlue Lullabyって略すとBLじゃんよ(笑)絶対ツカワネェ。

1を見た時も思ったんですが、イムホテップ可哀相。
まあ甦ってからは無関係な人殺したりしてるけど、最初は王の妻との悲恋が元じゃん? まあ、浮気っちゃー浮気だけど、ヨーロッパとかだとロマンスとか言って美しいっぽくしてんじゃん。

相変わらず武器その他の時代考証がメチャクチャだけど、これはそういうのを楽しむ映画じゃないのでヨシ。
主人公が世界の危機に慣れきって、「よくある事さ」とか諦念ちゅーか悟りの域に達してるのが痛ましい(笑)

この映画って俳優が気に入ってんですよね。
ブレンダン・フレイザーは元々好きだし、アーデス・ベイ役の人もかっこいいのよアンダー・カバー出てたよね?
イムホテップもかっこいい。ビバ☆スキンヘッド。
女優もアナクスナムンも奥さんも好きだわ。アクションができる人っていいよね〜しかもスタイルもいい。横になっても胸の形が崩れない。すごいな〜
え? 偽パイ?(爆)

後半なると段々ダレてきて、母と二人で「次はこうなる!」と予想して、悉く当てていたよ。
「目の前で砂になって消えるんだよ!」
「空から助けが!」
とか。いやもうそれくらいしか楽しみが(以下略)。

しかし最後、アナクスナムンがイムホテップを見捨てる所が最高。←別に映画中で最高に良かった場面とかいうわけでなく
1でエライ人殺して女を甦らせようとしたのになあ。涙溜まってたよね、イムホテップ。絶望して自ら地獄に身を投げるイムホテップ。
ところで彼、1で首無し侯爵に魂を地獄へ連れてかれてるんですけど、そういうのもうどうでもいいっぽい。
1と2は別物なのね? 人が簡単に死に、生き返る。まあ、いいんじゃないの映画の中でくらい。←なげやり

今回はマジャイの人達が死ぬ描写があんまりなくて良かった。1ではボンボン死んでたからなー。
しかしこの映画、CG使いすぎでは……どんなすごい技術でも、多用されるとやっぱ冷めるなあ。
スコーピオンキング、上半身くらい人間使えば良かったのに。でもCGの動きがさすがにウマイよね〜モーション・キャプチャーでもないと、リアリティのある動きは難しいらしいよ〜

個人的には3(ビデオで)見たいんだけどな〜
多分、ないだろうね(笑)

助かるといいね?

2004年4月11日
それなりの覚悟があったのだろうと思う。でも。
誘拐された日本人を助ける為に、命を賭けねばならない人間の事は考えなかっただろう。
誘拐された日本人のために、時価総額13兆円という株価急落を招く事までは考えなかっただろう。
見送った家族も。
政府の退避勧告を無視して、それでも進んだ彼等。信念の名の元に。

高校卒業して速攻で劣化ウラン弾の被害の実態とか、イラク人難民の子供救済とか、本当にいい事がやりたかっただけなのにね。
でもそんなの、向こうに行ったら向こうの事情があるわけで。
あめりか兵の死体は町中引きずりまわされたって言うし。なんだろうな、これは。
報われねえなあ。

個人で飛び込んだつもりでも、もっと大きな流れに否応無しに飲み込まれちゃったりするんだね。
なんつーか、「日本国民である」という事は大きめの流れに乗る事なんだなあと思った。改めて。
NGOとか言っても、最終的に国も見捨てないからね。もっと小さい国なら、どうなんだろう? そもそも捕まらないか。

金で解決かなあ、とか思ったんですけど。彼らがイラクにどれだけ貢献したか、もっとメディアで流すといい。
南米の誘拐事件で、世論を味方につけたおかげで、人質を無傷無償で解放された事あったよね。
解放された後も彼らは、イラクに留まるんだろうか。他国の人を助けようとするんだろうか。

今回の誘拐で、避難勧告地域が広がったり、法的に強化されたりするだろうな。民間レベルでは色々な支援もやり辛くなるだろう。
まあもともと、道路が分断されてトラックもまともに走れず、援助物資が港の倉庫に退蔵されまくり、闇で流されて特定の富裕層を一層肥やし、一番助けを必要とする一般市民に行渡らない状態は変わらないか。
自衛隊の運んだテントがほとんど使われずに倉庫に眠ってる映像なんて、涙を誘ったよ…大して役に立ててないんだなあって。
小学生の頃とかに募金した十円玉って、本当はどこに行ったんだろう。
もっと効率良く人助けできないのかなあ。適当に金だけ流し込むなんて不誠実じゃないのかなあ。それでもそのうちの何割かは届いているのだとしたら、無駄じゃないって思うしかないのかなあ。本当に必要としてる人の所に、本当に必要な物だけ…ってそう上手くいかんか。
感動した時に「感動した」なんて、指の又が裂けても書きたくないわー!
そんな短い言葉じゃ表せないもの。不誠実でしょう。だから感動した理由を垂れ流すんだよ。←この言語選択もどうよ

ヒーローがズバボーンとかやるのより、その辺にいそうな呼吸を感じさせてくれる映画のが萌えるなあ私は。
始まりはちょっと冗長だったと思う。作品が地味系なんだから、冒頭で猫騙しにバチンと喰らわすくらいでも良かったかも。だって、ラップの微妙なニュアンスなんて分かんないし(^^;
「いつかお前達を倒す、武器ではなく言葉で」だっけ? 最後のそれは良かったなあ。韻を踏んでみると「剣じゃなくペンで」とか? ラップの翻訳って難しいだろうなあ。

主人公のジャマールが、友達に溶け込もうとして、バスケの話しかしないの泣かせるなあ。本当は彼、本が大好きなんだけど、そもそも文学なんて興味持つ人間が少ない土地。
IQが高いのにそれを隠して、テストの成績も注意深くCを取る。知能検査で高得点だった事を、友人には言うなと口止めしたり。
アル中の父親に出ていかれて、「自分の居場所」というものに固執する人間になったんだろうか…
敬虔深くて優しいママと、独立したけど家族思いのお兄さん。仲の良い友達もいるけど、なんだかやっぱり父親不在が影を落としてたんだろうなあ。

しかし、いきなり自分の書いた物を全文添削されるのってキツイような嬉しいような。添削してくれる人が、ピューリッツァー賞の天才だったら、嬉しいかもね。
私も自分の文章を添削して欲しいよ(爆)ああ、他人任せか…?

「まず心で書け。次に頭で書け」Heartって言ってたから、そんな感じかなあ? とにかく、何も考えずにテケトーに文章を書いても正当化される感じで嬉しかった(爆)
字幕的には「第一稿は何も考えずに書け」みたいな感じだったと思うけど。最初っから頭デッカチに考えすぎるから早晩詰まるのかもしれない。
最初は「下書き」のつもりで書くのがよろしいのかな。でも、清書ってめんどくさゲフゲフン

フォレスターの部屋が、だんだん明るくなっていくんだよね。カーテンが開かれて、部屋が片付けられて。
別々の部屋で片方はテレビを見て、片方は何か打ち込んでいて。もう全然家族じゃないかアンタ達!(笑)
いいなこういうの。ベタベタ干渉しなくても平気で、穏やかに関係を結んでいけるのって。

しかしあの人、本を愛する人だね〜ドッグ・イヤーも許さないし。
ジャマールが本を引き出した後にずれて少し飛び出した本を、話しながらきっちり押し戻してるのは笑ったよ。
あと、見てないはずだと思ってジャマールがずれたままにしといたら、キー・パンチの音が止んだのも(^^;見えてんのかよ?! てなもんですわ。
私も本屋の本の上に腰を下ろした友人の頬を軽く叩いた事があったけど(笑)彼も相当キてるね。

アンナも、父親に愛されてはいるけれど、名士の父親の影響下から逃げられない人間だったから、「黒人」扱いされてるジャマールにシンパシーなのかな。
自分を入学させる為に校規を改めた父親の事もボロっと言ってるから諦めてるっぽいとか思ってたのに、ジャマールと付き合う事に前向きでしたね。なんじゃろこのアイデンティティ。
でも、作文コンクールの時に体ごと寄っていって手を握ってくれたのは良かったな〜。

フォレスターは最後、自転車でどこに行ってたのかなあ? まさか仕立て屋? あるいは法律事務所? もしくはむしゃくしゃして散歩?(爆)
それにしても律儀に(夜中なのに)手信号出して年代物のチャリをこぐショーン・コネリーはかっこ良かった…v

しかし、最後のシュートってわざと外したのかな? 「もーこんなとこやってけねーわ!」って?
いつまでも自分を認めようとしない往生際の悪いチームメイトはいるし、忠告ぶって難癖をつける高圧的な教師はいるし?
うーん確かに嫌だな! 自分の授業に酔ってる教師って!(微笑)

フォレスターは兄を飲酒運転で亡くした時、看護士に「あなたの本を読んで感動しました」と言われてから、筆を折る決意をした。
普通の人にだったら、看護士も無神経な言葉を言わなかったんだろう。でも作品が有名になれば、私人から公人になっちゃうんだね。有名税ってやつだろうか…他人にとっては些細な事でも、本人にとってはすごくショックだったんだろうなあ。
自分が哀しい時に、自分の作品の話題をされてもねー。本当に哀しい時に、言葉は無力だってさ。

そういやラスト、弁護士役でマット・デイモンが出てましたねー! びっくりしたよ! あんなチョイ役!
しかし、死に目に合わせてやりたかったような気も。手紙があるからいいのかな。それと、第二作も。
ジャマールがいたから書けたんだよね。フォレスターは満足そうなので、いいか…

ブルジョワ校に転校していったジャマールと一旦仲が悪くなった幼馴染達とも、また仲良くなれたし。ウルウルきちゃってるジャマールの背後に幼馴染みが来て、
「目を見るな」
「見てねえよ。立てよ。行こうぜ」
って慰めもせず、からかいもせず、無理矢理バスケに誘うの。いいなあコレ。余計な言葉はいらないさア。
手紙を開ける時に、出会った時フォレスターが振り回したペーパーナイフ使ってて、こういうの好きだな。冒頭と最後がリンクしてるの。

私も下書きをわきまえて、捨てる勢いで書いてみよう。貧乏性だからかなり難しいんだけど(爆)
いやー昨日のアレ、本意気で探してる人がヒットしても申し訳ないのでキャッシュ残らないうちに消さしてもらいますけどね、マジで探した人いるんでしょうか?
念のためにもう一度書いときますけど、ウソですからね〜? ペンネームもその場の思い付きですよ〜って強調しすぎると怪しいか(笑)
聞きかじった言葉をフルに使った、なかなかいい出来だったな、ちょっと惜しいかも(爆)

私ね、てにすの王子様って原作まともに読んだ事なくって、スラムダンクとかひかるの碁みたいな感じだと思ってたんですよ。それがなんですか、実際見たらどらごんぼーるやきんにくまんのノリじゃないですか(笑)人間が五メートルくらい飛んでるし、必殺技でどんなに不利な状況も一発逆転★
ゴールデン・コンビは両方とも髪型が微妙ですよね〜(^^;あと、きくまるの口調! 男が「ニャ」★ 可愛いとでも思っとんのか(笑)大石は顔はいいのに髪が決定的でしょう(爆)
あと、主人公が小学生の頃の私を彷彿とさせられてムカつくわ〜(笑)それと桃城はどうやら杏ちゃんが好きっぽいので、男とくっつけるのは可哀相と思う。やるならフリーのやつを(爆)。

まりみては最近こうやって略すんだと知ったんですけど、実はこの作者のデビュー作もシリーズ第一作も雑誌こばるとで読んだんだぜっ!(爆)
デビュー作は特に個性を感じなかったんですけど、クララ白書や丘の上のみっきーを知ってる私にはまりみても(中略)女子高物って周期的にブームがくるみたいですね〜
実は今も本棚に置きっぱで雑誌があるんだけど、売れるかなー?! イラストは文庫版より、雑誌版の人のが断然上手いと思うんだけどー!
つーか、今読み返してみたら「妹」とか言ってる「蕾み」とかじゃなかったっけ?? いきなり間違ってたっぽい?(笑)

えすえむはねー実は一つ、すげーサイトを見つけた事があるのです。そこですぷりっと・たんの事も知ってたから、某受賞作のあらすじを読んでも別になんの衝撃もなかったなーってそれもどうなのよワタシ。
そのサイトにどうして辿り着いたのかというと、リンクでぐるぐるあてどなく、ですよ。けしてヤバイワードで検索したわけじゃなく(爆)
せいばー・とぅーすっていって、糸切り歯を牙みたく尖らせるのとか、やってくれる歯医者もいるみたいですよ。ってナニ情報流してんだかな…(笑)
もっとすごい知識もこのサイトからは仕入れたけど、これ以上言うと私がヤバそうなので伏せる(爆)

まったく余談ですが、まりみての第一作ていうか本シリーズとは外れた番外編扱いらしい寺の娘の受難編が載ってる雑誌コバルト、巻頭がぜつあいノベライズだ(笑)←読みたく(後略)
ちなみに四龍頭シリーズも載ってる。キャラ紹介があって、本文はともかく(爆)イラストには興味が湧きました(笑)
巻末の方に、源氏のノベライズもある……どうよソレ……いやノーマルカップルの話もちゃんと載ってんですけど。コバルトなんて最近買わないから分かんないけど、今どこまで行ってんだろう……

「楽園の魔女達」は面白いね! 樹川さとみは大好きさー!

Dolls [ドールズ]

2004年3月29日 映画
すーぷらって響き、かわいくない? Zと言えば小学生の頃工場見学に行って、赤い淑女の下敷きを貰ったのが思い出されます。ツカワネえ。ほんだはどうなんだ。

見た事なかったけどなんかCMが気に入って音楽だけ着メロにしていたりしたよ。
「青」のタケシが「赤」で魅せるとかなんとか言ってたっけ。そんな事はともかく、映像がキレイでワケ分かんなくて良かったっす。
この人以前、作品にテーマなんか考えてないとか言い切ってたのですよね。そう言われるとそこに意味を見出したくなるのよねー。
赤い服を着た人物が、間接的にしろ直接的にしろ、人を殺すとか。

あらすじだけ知ってて「うわー最悪な男だなーそんなに好きならなぜ他の女と結婚しようとしたんだよー」とか思ってたんだけど、土壇場にならねば本当に大切な物も見出せないのが人間なのか知らむ。
それは果たして幸せな事なのか。最後の最後、本当に追い詰められた状況で真実を見出す事は。

弁当持って待ってるおばさん。「私、彼を待ってるんです」ってイタイイタイイタイー!
いっそ待っててくれない方が楽だったよなあ!
何十年も前の約束とも言えないような約束に縛られてさー。親分も「待ってねーだろーなー」と思ってたんだよね?

こんなにも長い時間、他人の人生を浪費させていた事に途方もない罪悪感を持ってしまったりしないんだろうか?
彼女が受けとるはずだった当たり前の幸せや子供や、そういったものを取り上げたのは他ならぬ親分自身なわけで。
勝手に幸せになってくれればいい、約束など捨ててくれればいい、そう思ってたんだろうけどさア。

「頭使わなきゃ駄目だ」ってホントお前が頭使えよって感じですな。毎週土曜に決められた場所で弁当喰ってたらそりゃ狙われるさー。
しかしそれでも、彼は幸せだったんだろうか? もしかして?
彼女は初め、親分が彼だと分からないままなんだけど、最後には気付いていたのかしら?

貫井って青木に刺されたの? いやCMの間切り替えてたら見逃したみたいで…多分そうだろうなあ。
でもそれにしちゃ、刺された場所に違和感あったんだけど。貫井って身長高いのに、背中の上の方刺されてたんだよね。青木は身長低かったから、包丁を振り上げでもしたのかなあ? って。
好きな人のために視力まで失ったのに。

何度も何度も写真を見て、自分の脳内に綺麗だった山田春奈(だっけ?)の顔を焼き付けて、カッターで自らの視力を奪うシーンがウアーって感じ。
ふかだきょうこ(検索避け)は特に好きでもないんだけど、海辺で顔の横にスカーフ垂らしてるのはなんだか妙に綺麗だ。倒錯的な美って奴だろうか。そういう趣味ないと思うんですけどー…
薔薇園を二人で歩くの良いよね。目が見えなくなっても、分かり合えるものがあるというか。
幸せだったんだろうな、彼は。

四季の描写の中で、夏だけ妙にインパクト弱いなと思ったら、風車とか人工物を使ってるからですかね?
春の桜、秋の紅葉、冬の雪景色と、色彩が強烈過ぎて埋没しちゃったのかも。
かんのみほが一番綺麗に見えたのは、春の薄い黄色の服の時。これまた最初は、あんまりキレイな女優に見えなかったんですけど(爆)最近はそうでもないですよ。

やまもとようじの服は特に…うーん。面白いとは思ったけどー。
かんのみほ、劇中ずっと妙な歩き方してんですよね。台詞とか具体的な行動が少ないから、歩き方でしか頭の弱さ加減を表現できなかったのかも知れんけど、あれって大変そう。
男の方は、髪が短い方が好み。←聞いていないよ
親分についてた赤シャツも何か意味あるのかと思ったら、特になかったですねえ。親分の弱きを盛りたてたくらいか? 最後を見たって所か?
って全てに意味を求める事もないか。

最後、サワコの記憶もどったんだよね? 説明っぽい台詞が全然なくて状況掴みづらいんですけど。
あの人、台本作らずに、その場で紙の切れ端にメモって俳優に渡すらしいですけど…どうなのソレ。
なんつーか、演じ手の力量があからさまに試されるよなー。ランダムに発生したものを愛おしいと思う人なのかな。

サワコと男をつなぐ赤いロープ(?ってアレ、最初は細かったのに)、ヘソの緒みたいに見えません?
三輪の神がどうとかの赤い糸伝説から来てるのかとも思ったけど。江戸時代とかに、心中する恋人達が赤い手ぬぐいで自分達の手を縛るのみたいな感じなのかなーとも思ったけど。
男女の双子は心中の生まれ変わりって話あったよなー…俗信俗信。
この世では結ばれなかったから、来世では生まれた時から一緒にいようね。みたいな? コワ!

劇中出てきた女達は、男達と心を通い合わせたけど、触れ合いは一瞬で、結局一人ぼっち。
でもサワコ達は、どうやら死ぬまで二人一緒みたいだ。あるいは、来世も。
彼女達は幸せなの? もしかして?

顔の動かない人形に、これほど情感を覚えた事はないです。
見てる! 絶対こっち見てるヨ奴等ー!!
微細な仕草や顔の角度なんかで、色々伝わるものだなーとか思った。すごいよね、人形使!
でもやっぱ、後ろにいる人の表情とか気になっちゃうんだぜ。
とにかく映像が綺麗で満腹な映画デシタ。これだけ言っといてなんですが、かなり気に入ってます。
書きたい事が多くなってきたんだよ、という事にしていただこうか。←大上段

実は既にして書き上げてある小説がもう一つある。
ですわ。いや、裏ちゅーか隠しね。
しかしあの出来だとパスワードクイズをもう少し難しくした方がいいだろうか。ちょっと実話入ってるしな(笑)
今のままじゃ、16通りのパターンを試せば誰でも隠し頁に行けてしまう…最近妙なお絵かきもしてるしね…いやエロ絵ってわけじゃないんですが。

しかし電波野郎の追撃をかわすためにキューに入れてみたりしてるから、その結果次第と言ったところか。ホント、不思議ちゃんて扱いに困る。私の人間性を剥き出しにする気?!(爆)

ああそういや、裏ページがキャッシュにひっかからないようにタグ入れとかなきゃ。しかしあの、グリニッジらしき時間表示が何を意味するのんか分からないわ…でもまあいいか。

次はとうとうファンタジーか…あるいは歴史もの? つーか、手広くやりすぎてカテゴライズにかなり無理が生じつつあるような気がしないでもない。
今のところ時代物は日本昔話状態だが、ここにイキナリ第一次世界大戦小話が入ったら異色っぽいよね。つーかそれは「時代物」でいいのか?
でも他に入れるところがないのよ。「歴史物」ていうとまたマクロな感じになっちゃうしなー。
私のウリはあくまでミクロな視点なのに。って自分で言うかなハハ。

つまり話が地味系ってことだけど。
世界滅亡とか国の興亡とか、書く気力ないもんねー…。それに、エライ人の話より農民とかの描写のが萌える。←萌えとか言うな?

アナザヘヴン

2004年3月21日 映画
貧乳であるというだけで、たとえ元ホテトル嬢でも清純派に見えるMAGIC。

一度見たきりで忘れていた映画だったので、けっこう楽しめたヨ!
謎が多いけど、それだけに深読みするのが面白いんだよね〜取り憑かれるとなぜかみんな赤い服を着るのは暗示的だし。つか、いきなり押せ押せで迫ってくる笹本ミナ、怪しさ大爆発だっつーの。キャラちげー!

それにしても驚いたのが、”アサコ”に”チヅル”という名前。自作オカルトに出てくる女性名が麻子にちづるっていうんだよねー…なんじゃろこの符号。もしか私、この名前気に入ってたのか?
それとも、この名前に付随するオカルトチックな映像情報が長期記憶として保存されちまったんだろーか…無意識の意識? コワ!

テレビ版では加藤晴彦演じる無線ヲタが主人公で、大沢たかおのケツ追っかける話…だよねっていいのかこの言い方で(笑)
さりげに画面の端でモブに交じってたりすんだよね芸細かい。
テレビ版では宇宙人だったよなあ、黒幕。
でも映画版では、未来から”落ちてきた”人間。

テレビ版の筋は大沢たかおが確か貴重な純潔地球人で、本上まなみとくっつけない為に悪の宇宙人達が彼女の小さい頃から運命を操作しようと云々。
未来は混血化がますます進み、”落ちてきた”人間も純粋な地球人ではないって事か? あれ? 記憶違い?

「兄さん、悪意が淀んでるよ…!」

さすが飯田譲治。つーか最後の説明くさい台詞群いらなかったんじゃねーの? ワカンネーって奴はほっとけよ。つか、それこそが魅力じゃん? 分かんなくてもそれなりに楽しめるじゃん?
一から十まで全部解説されると、チラリズムがなくなるんだよ! 色っぽくないんだヨ!

でもさー結局、テレビ版の方でもマナブゥがどうなったか分かんなかったんだよね…?
飛鷹も行方が分からなくて、無線ヲタは最初、彼を追っかけてたんだから。
木村はゴミ捨て場にいたけど、死んではいなかった扱い? 「死んでる」とは言われてなかったか、そう言えば。だってテレビ版でベッドの上に寝て、柵捻じ曲げてんの見たもんよ。
まさかそれも記憶違い?(−−;;

しかしなぜ、未来から落ちてきた液体人間がマナブと寝たがるのかが分からない。というか、木村に入ったままでも寝たかったんだろうか…飯田譲治の話って常にフォモ臭がそこばくと漂うよな。
「一つになる」とか言ってたし、液体だし、粘膜接触による感染じみた侵入経路も考えてみたのですが、チューしてたしね。それで移れるなら、その時に移るよな。
お子さんを作るのが目的? 同族を増やすのは生物の根源的なプログラムってか?
マナブも純潔地球人だったのか? 純潔地球人て特別な力とかあったんだっけ? そうだっけ?
テレビ版でも、大沢たかおは別に超能力使ったりしてなかったけどなあ? アレ? 最後の方はそうでもなかったっけ? 時間遡ったりしてた??

そういや足打たれて右耳打たれてた魚住くん。彼テレビ版にも出てて、結局乗っ取られてたんだよね。どういう事だ? 悪意は分裂する…?
液体の人は自分の事を「人間だ」と言いはってたけど、マナブ達は「人間の悪意の固まりだ」(←妖怪かよ)みたいな事を言ってたな。
どっちなんだ結局。宇宙人か、宇宙人でもないのか。第三の存在みたいな?
うあー…テレビ版が無性に見たくなってきた…

タイトル下のリンクから、同じ作品についての他人のコメントが読めるもよう。面白いなコレ!

せきゅりてぃ

2004年3月10日
万単位で個人情報が流出しまくる昨今、あなたは如何お過ごしでしょうか?
莫迦正直に住所氏名年齢郵便番号年収家族構成所有台数等応えてらっしゃいますか。
私は応えてません。だって万が一情報が洩れて家族に迷惑かかったら責任取れないもん。もんとか言うな?
それでもなるだけ嘘は書きたくないので、クソほど探して個人情報の提出が最低限のサービスを利用しております。マジで。

前に使ってたメールサービスも全部、個人情報が郵便番号だけだったので正直に入れてました。
いくらなんでも郵便番号だけじゃ(ある程度の地域はともかく)個人は特定できないだろうしね。ってできたらどうしよう(爆)
メールとか掲示板とかだから、デザインや性能だけじゃなくて、個人情報をどこまで晒さなくちゃいけないかも重要ポイントとして探したんですよー

今使ってる掲示板やメールも、他人が使ってるの見て「あーこれいいわーこれにしよー」とか適当に決めたんじゃない。
100個くらいの掲示板レンタル・サービスのサンプルを一つずつ見て、デザインや性能を見てある程度絞り込み、さらにサイトまで一々言って個人情報をどこまで出さなきゃいけないか調べて、機能面やメルマガ強制させられないかキッチリ確認して、そんでまた絞りこんで…
それを再び、確認する作業。

半年くらいはかかってると思う…他の掲示板やメールサービス探すのがもうめんどくさい。クソめんどい。
生年月日を聞かれたら、とりあえず未成年にしとく。キャッチの人が「学生です」って言うと引く原理を利用。
名前はひいおじいちゃんの名前を利用(爆)
電話番号を聞かれたら、絶対そのサービスには加入しない。
だって電話番号だけで住所や家族構成や転居回数や郵便番号なんかがバレるんだもん。

テレビで見て知っただけじゃない知識も入ってるから自信あるなーコレ(笑)私自身は指一本たりと違法行為に手を染めてはいませんが。
 
 
お詫びにヤプーは加入者一件あたり500円払うそうですね。500円…(笑)
人件費とか郵送費とか含むといくらかかるんだろう。とりあえず四十億円以上らしいですが。
名簿業者の間では、個人情報は一件十円で取引されるそうですよ。
百万円とかそれくらいなら、普通に出すそうですわ。
犯人も十万件ずつ、小分けにして売れば良かったのにね?

しかし、彼らって本社に行く前にどこにも売ったりしてないのかなー。
情報なんて形のない物だし、いくらでもコピーが作れるわけでしょう。私も情報技術の世界に明るいわけじゃないのでよく分からないですが、一ヶ所に売って終り、なんて事はあるのかね?
私が犯罪者だったら各所に売りまくって稼ぐけれども、もちろん。

そうして手に入れた情報を使って架空請求とかあるでしょうね。ダイレクト・メールはもちろん、電話とか、メールとか。
ヤプーはたしか、住所氏名電話番号申し込み日メールアドレスが流れたんでしたっけ(笑)
ウンウン、大して重要じゃないよねークレジットカードの番号よりかは。
シャチョーすげー強気でしたが、あれが株価操作のための狂言なんて事があるんでしょうか。

おれおれ詐欺でね、息子を名乗って電話会社に携帯を止めさせておいて、実家にかけたケースがあるんですって。
どういうわけか個人情報を手に入れた犯人が、それを用いて電話会社を信用させ、家族が確認のために携帯で確認を取るのを防いだわけですな。
家族は息子から「借金でヤクザに追われてる」等言われてビビるし、確認の為に折り返し携帯に電話したら通じないし、信用しちゃうかもねー。
個人情報にこんな使い方があったんですね(微笑み)。

しかしアレですね、おれおれ詐欺に引っかかる人って、かけてきたのが自分の孫・子だと信じて疑わないんだって。
銀行員がね、不信に思ってね、何度も「詐欺じゃないですか、当人に問い合わせてみたらどうですか」って言ったんだって。それでも「いいや、あれはうちの子・孫だ」て言いはるんだって。
通報されたうち二件に一件は引っかかってる勘定らしいけど…ホントに?? いやでも引っかからない人はあんまり通報しないから、このパーセンテージはアテにならないか。

普段ロクに話さない子・孫からの電話だ、口調の違いには気付かないんだろう。
普段ロクに話さない子・孫からの電話でも、最後の最後には自分を頼ってくれるんだ、とか思っちゃうんだろう。いや、思いたいのか?
自分は騙されなくても、自分のおじいちゃん・おばあちゃんはどうだろう。ってほとんど一緒に住んでるし、うちは平気かー。
いや、この油断がいけないのか?

小遣い稼ぎに卒業アルバル売り払うお子様もいるっていうし、個人情報の流出なんて防ぎきれるもんじゃないんでしょうねー。未来の自分が被る迷惑とかはどうでもいいのかなー。

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